特性を生かす

来週火曜日どうなるか!

平成国際大学女子硬式野球部・全日本選手権は、大学選手権春の優勝でシード権を得て初戦は不戦勝。出場チームが多いので明日日曜日が初戦でベスト16。

勝ちぬけば14日月曜日にベスト8・ベスト4の2試合という組み合わせになっています。

15日火曜日は決勝戦出場の場合は休講、14日までに敗退の場合は開講になります。変則ですけどそんな背景がありますのでご理解ください。

下記のインターネットYouTubeで「女子野球チャンネル」のマドンナジャパンで、この大会のライブ中継(とその録画)が視聴できます。日曜日の9時試合なので、もしかしたら中継対象になっているかもしれないので一度見てみてください。

https://www.youtube.com/@MADONNAJAPANTV/streams

17日(金)あたりからスケジュールは平常に戻ります

特性を生かす

人間というのは脊椎動物です。

背骨中心主義を全面的に採用している生き物が脊椎動物です。

もちろん人間も脊椎動物です。

そして、柔らかい背骨を波状にしなやかに動かして移動します。それが脊椎動物の特性です。

人間だけが背骨を固めてしまっています。これは脊椎動物としては非常にロスです。脊椎動物は、背骨を柔らかく動かして様々な体勢を取り、さまざまな局面に対処しようとします。

人間だけが背骨を固くすると有利になる可能性はほとんどありません。逆に他の脊椎動物のようにしなやかに背骨を動かした方が運動性能、対処能力が上がると考える方が自然です。

なので、「整体ベースボール」のこのたびの全日本選手権のメインは「背骨を柔らかくする」なんです。

昨年までは背骨以前に整体トレーニングコーチ(私と斎藤さん)が追いかけているのが「故障を減らす」だったんですね。試合に出られないような故障は激減してほぼなくなった昨年ですが、肩・肘・腰などには重い疲労感や連戦すると痛みが浮いてくるというのはそこそこあったんですね。

今年の春の段階ではまだそれらがあったんですが、春の大学選手権、夏の大学選手権、そして今回の全日本選手権とどんどん故障やら痛みが確実に減っています。

「先月言っていた肘はどうなった」「大丈夫です」みたいな会話がどんどん増えてきています。

痛みや疲労感がまだまだ大きかったころは、皮下チューニングなんかじっくりやると、あまりに気持ちよくて気を失っているぐらいに効いている感じの選手の様子が見て取れました。

今日金曜日には松山市内の公民館を借りて皮下チューニングやりましたが、そこまでの反応はない。はい、整うほどそうなります。

ということで故障や痛みに足を引っ張られない分、試合のない今日土曜日の練習でもとにかく「柔らかい背骨」。そして日曜日の試合でも柔らかい背骨。

「スピードだ!」「パワーだ!」ではなくって「柔らかい背骨で何事にも柔軟に敏速に対応!」を狙います。

もう幸運の女神が肩を組んで周りを取り囲んでくれたような1点差勝ち連続の春の大学選手権の優勝と、最終的には準優勝したチームに1本のヒットも許さないで犠打で負けた夏の大学選手権ベスト8の神も仏もいないのか負け。

さて背骨パワーの成果を観ることができるかどうか。

下記の一日講座でも「柔芯連動」の背骨を引きだせる方法を中心に行います。

Bトレと進化体操 一日講座

下記の一日講座は、前号で記したように「習得度大幅アップ新教材」を使って、

〇進化体操
〇Kトレ
〇身体の使い方
〇受け手参加型とろける整体
〇習得促進法

を合わせてやります。

受け手参加型整体や選手同士で整えてレベルアップするスポーツトレーニングを研究している整体研究家
津田啓史 拝