【それがないと考えると生かし方が分かる　陰陽分析法】

ついうっかりお金に価値が宿らないようなことをしてしまったら、紙切れに戻りますからやばいことになります（←cick!）のつづきです。

お金という和紙に数字を印刷しただけのものが、どうしてこんなに力があるのでしょうか？

その理由が分かれば、お金の価値を維持するために何をすればいいのか、どうすればいいのかが分かります。逆に言えば、紙にどうやって価値を宿せるのかというのが分からなければ、知らずにその方向に進んでしまい、いきなりその価値が吹っ飛んでなくなるかもしれません。

そういうことが起こると、これは災害級の災難です。備えなければなりません。

これも、和の体育での考え方をスライドさせます。さまざまな体操や調整法のもっとも効果的な方法を探すときの方法を使って分析できます。

例えば、マイクロストレッチというエアクッションの反射を使ったすてきな体操があります。この体操の始まりは、もう、ほとんど偶然見つかったみたいなものなのですが、とりあえずクッションをお尻の下に敷いて動いたら、すごい体操になったみたいだぞが最初でした。

だから、偶然出てきた速度や動き幅がたまたま「あたり」だっただけで、理想的なマイクロストレッチの動き幅だとか、速度だとかはまだよくわかりませんでした。それが最初の最初です。

あるいは、あなたが初めて「マイクロストレッチ」を習ったとか、動画で見て真似してやってみようと思ったというような場面を想定してください。

マイクロストレッチは、その時のあなたの身体の状況に応じて、もっとも整う速度や動き幅や足幅などを取り出して実行する体操です。

だいたい、生まれ育ち・年齢職業・体形体重・性別・経験など人によって全然違うのに、全員が一斉に同じ体操がいいわけがない。

だから、体操の目的はその体操で刺激を受けて、なんらかの不調が改善できるように設計されていることはもちろん大事ですが、その体操を通して自分にとっての適量が分かる感性を磨いていくということとセットになっているほど、確かなものが得られるはずです。マイクロストレッチは、そういう二つの面をかなりハイレベルにカバーできる体操になっています。

それにしたって、体操の大まかな形の真似は出来ても、自分にちょうどいい動き幅や速度などは最初から分かりません。

そういうときに「へたれん」という方法を使います。「わざと下手にやる」という方法です。

これはですね。はっきり言って無料メルマガで伝えるのがもったいないぐらいの斬新かつ効果的な方法です。まもなく発売する「マイクロストレッチ入門」の中にも収録し損ねたことを悔やんでいるぐらいの練習方法です。

なので現在展開中の「自己実現メールセミナー」の仕上げの段階で紹介しようとして頭の中で整理にかかったために、頭の中にこの「へたれん」のことがずっとあり、ついうっかり無料メルマガに書かざるを得ないような流れの話を書いてしまったのです。

だから読者のみなさん、特に自己実現メールセミナー配信中のみなさんへ。この「へたれん」の話が出てくるのは来週以後なので、予習のつもりで心して読んでおいてくださいね。

脱線ついでに書いておくと、こういう「有料級の話」を心置きなく書くために、そういう内容に特化した有料のメールマガジンを配信していく予定です。といっても、今書いているような内容です。

もともとメルマガは週に一本だったのを、コロナ休業突入のタイミングで、「とにかく情報発信だけでも続けよう」と数が増え、いつのまにか毎日になってしまったという経緯があります。

だから、過去一年書いてきたような内容なら有料でも続けて読みたいという人向きに有料にしてしまいます。一か月500円ぐらいの予定です。

今現在のメルマガも続けますが、配信回数と分量は減らす予定です。

生活整体研究家
進化体操と和の体育

津田啓史　拝