サルのツボのお菓子の手

【 サルのツボのお菓子の手 】

お菓子(エサ?)を口の小さいツボに入れて猿に見せると、猿は手を突っ込んでお菓子を握りしめる。ツボの口は小さいからお菓子を握っているとツボから手が抜けない。

出典は知りませんが、そんな「欲をかかないようにね」というような「ありがたいお話」があります。

「触れトレ」というのは、この寓話をまさに地でいくもので、体操や筋トレやストレッチで、自分の身体をグリップしたりホールドしたりするの、一度できるだけ遠ざけた身体の使い方してみましょうよ、というものです。

動画を見ていただければ分かりますが、基本的に手のひらを返して甲の側を身体に触れさせるだけです。

そうしたらびっくりするぐらい柔軟でしなやかで疲れない使い方がいきなり出てきて、感動してびっくりして動画に上げて、それを見た人がまたやってみてびっくりしている、というのが昨今なんです。

人間が普段やっている手の使い方で、「グリップ」や「ホールド」というのは動物はほぼやらないんですね。逆に人間の文明生活には一杯出てきます。本を読む、字を書く、キーをたたく、何かを持つ。常に手のひら側を使います。グリップとホールドだらけです。

触れトレをやって逆にしたから分かるのですが、それらって、ものすごく気を内にこもらせる身体の使い方だったんですね。当たり前になりすぎて分かりませんでした。

つまり触れトレで手のひらを返して運動(動作)するのですが、こちらの方は気が内にこもらないで外に広がるんですね。広がるからといってスカスカになるわけではなく、逆に背骨という芯にはつながります。

それで、そういう身体に少し立ち位置が変わったら、どうも発想することや仕事のプランニングの傾向も、なんか変わってきたみたいなんです。「俺ががんばる」みたいなこもった感じが減ってきました。

人とどうつながるか、というあたりの発想・行動が増えてきたように思えます。

これが気のせいでなく、誰にでも表れてくる効果だとしたら、かなりすごいことですよ。

座禅・ヨガの瞑想、仏像でも、けっこう手のひらは外(上)を向いているんですね。外見は同じですが、これを「手の甲でわが身に触れる」という「触れトレ感覚」にすると身体の感覚がずいぶん変わります。

冒頭の「物事に執着するな」という猿のお菓子のツボの話。観念論にしないで、具体的な身体論にしたのが触れトレかもしれないね、という今日のお話でした。

とりあえず、触れトレやってみてください。最近投稿した動画を上げておきますので。

陸上の為末さん指導の股関節ストレッチを参考に、触れトレでアレンジ 手の位置だけで別物の身体に

触れトレ 3秒で自然に身体が伸びてくるストレッチへの切り替え方法

触れトレ バラける筋トレとまとまる筋トレ 笑顔でできる整う背筋

触れトレ 固まる筋トレとほぐれる筋トレ 「腹筋編」



動画だけで「ほんまやー」という感想も頂くようになりました。

みなさん、ぜひYoutubeで公開中の動画で体験してみてください。手のひらを逆にするだけなのです。

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「和の体育」触れトレ
津田啓史 拝

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