いざという時に備えていますか

セルフで、家族で、生活の中で、無理なく心身を整えて、生活そのものも整えていきましょう。
「生活整体」と「和の体育」研究家の津田啓史です。


【いざという時に備えていますか】

週末の関東は地震でしたね。テレビのニュースがいきなり地震報道になって驚きました。読者のみなさんに被害がなければと思います。何らかの被害があった方がおられましたら、心からお見舞い申し上げます。

家族が影響を受けていました。うちの長男は最近引っ越しをして、千葉県民。といっても北西部のほとんど東京というようなところに住んでいます。

長男は帰宅途中の電車の中で地震に遭いました。地震が起こった時には、会社と自宅のちょうど中間あたり、北千住付近で揺れました。電車はしばらくのろのろ進んだり止まったりしたあとで、運転取りやめになり、タクシーを50人ほど並んで、深夜1時半ごろに帰宅できました。

発災直後は家族のグループラインで状況を知らせあっていたのですが、長男が電車を降り、タクシーに並ぶあたりで確認したら携帯の充電残りが16%だといいます。

会社から支給されている仕事専用の携帯も予備にあるとのことだったので致命的ではないにしろ、いざという時のために電気は取っておかないとね、ということでラインのやり取りは12時半ごろで終了。無事帰りましたの連絡があったのが1時半ごろだったという次第。(翌朝確認。薄情な親です。寝てました)

リアルタイムで家族の安否が分かるというのは、なんとありがたいことか、というお話です。阪神大震災のころにはインターネットもメールも普及しておらず、SNSなんて影も形もない時代でした。

知り合いの安否を確認するのに、延々固定電話をかけ続け、大量の人がかけるから回線もパンクして結局つながらずに安否が分からず、意を決して食料や水を入れたリュックを背負い、開通しているところまで電車で行き、鉄道の不通区間の線路を歩いて知人宅を訪ね、家が壊れていたら近くの避難所を訪ね歩く。

阪神大震災の時はそんな感じでした。(私は当時オートバイがあったので、それで安否不明の知人を訪ねて無事が確認できたのは、震災後五日目でした)

さて、みなさんも昨日の今日(明後日?)のことですから、防災意識が高まっているかと思います。自宅にいるときに被災するとは限りません。

タクシーが走れる状況とも限りません。停電するかもしれません。断水するかもしれません。阪神大震災の時のように、橋や高架が何本も被害を受けて、車で移動するのも大変な困難を伴うかもしれません。

停電でガソリンスタンドが機能しなかったという震災時の状況もありました。

ぜひ、こういうリアルな状況のときに勢いで「いざという時の用意」を備えていください。

「生活整体」と「和の体育」研究家
触育・進化体操

津田啓史 拝

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