三つの目標
【 新型コロナ 様子見のために休業します 】
「日本全国で今週1000人2000人3000人4000人6000人と新型コロナが増加しています」と書いたのが前の日曜日でした。
そのあとの経過を大雑把な数字で追いかけると
6000,6000,13000,19000,22000,26000
となって、第四波の最高値を超えたところです(日曜日の数字は含まず)。
過去の五波では、大体その前の波の2倍から2.5倍ぐらいになってきています。それを単純に当てはめると、このあと全国で一日に70,000人ぐらいという一つの目安が立ちます。
ただし、今回の感染力はかなり強いのは明らかなので、100,000人ぐらいまで行く想定をしておくと一つの目安になるかと思っています。
実際に感染してから、数字になって現れるまで短くなった印象を持ちます。潜伏期も短いみたいですし、成人式で感染した人の数字が、週末には上がってきていますから、今上がってくる数字はおよそ一週間前の数字と考えて良さそうです。
【 三つの目標 】
大阪の西成のやんちゃな中学校の陸上部を立て直して、日本一を7回取った原田隆史先生は、目標達成のために四つ目標を立てることを提唱されています。
〇一つはもう夢のような目標
〇もう一つは努力しなくても達成できそうな目標
〇もう一つはその二つの中間といえばこれぐらいになるか、という目標
〇最後は、今回の大会に出るにあたっての具体的な目標
ここで鋭いのは「中間」の目標です。単に「最高」と「最低」の目標の二つを足して二で割る、というようなものではありません。
難易度を考えて、ちょうど中間あたりはこれぐらいになるだろうというのを割り出します。
やや高望みな目標を一つ立てて毎回達成できない、というようなやりがちなことに比べると、よりリアルになって効果がありそうだと感じます。(原田先生のメソッド自体は素晴らしいと思いますが、あまりにも緻密なため私には向きませんでした)
さて、コロナです。楽観論と悲観論に二分されます。
これも同じようにしたらどうでしょうね。
悲観的に考えると、2月の半ばぐらいまで増え続け、一日の感染者が過去最高の10倍ぐらいまで増えて20何万人。結果的に重症者も亡くなられる方も増え、全国の医療は完全に崩壊して第五波の数倍の被害が出てしまう。
遅れて緊急事態宣言を出しても焼け石に水で、事態好転にはほぼ役に立たない。
楽観的に考えます。来週末でまさかのピークアウト。感染者もせいぜい4万人程度でとどまり、重症化も抑えられて、コロナもついにインフルエンザ並みになってきたと落ち着く。
諸外国に習っているのか、今回は国や自治体の多く、テレビなどの論調はあきらかに「楽観論」の方に舵を切っています。
ワクチンでもそうですね。ワクチンを絶対視する意見と、怖い、ヤバイ、絶対に打つべきではない。それで、実際のところどうだったの?というのがあいまいなままなんとなく来てしまう。
だから、コロナにしても楽観論、悲観論の両方の試算を出しつつ「現状はこうなっています」というのを淡々とやればいいのに、と思います。単品だと現在位置が分からないのです。
楽観悲観の二つのラインがあれば、それに対して現状はここです、と説明すれば現在位置が分かります。政府もテレビもこういう立ち位置で説明してくれればいいのになと思います。
ということで、楽観的な見通しが実現したら、1月末には講座も整体も復活してばりばり触れトレです。悲観的な見通し通りになってしまったら、2月になっても休業です。
どちらになっても、私の「触れトレがこれからの体育を根こそぎ変えてくれそうだ」という部分は変わらないので、せっせと動画を取って公開していくのは同じです。
ということで、本日の動画は腰を中心に股関節や背中まで和らげていく方法です。
ご視聴の際には、ぜひともチャンネル登録や高評価ボタンをお願いします。
SNSなどで拡散・ご紹介いただけるとさらにありがたいです。
【 公開中の最新の動画 】
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「生活整体」と「和の体育」研究家
触覚の体育・進化体操
津田啓史 拝