レベルアップのための必須不可欠なもの

新しい月を迎えました。
どなたさまにとっても、先月よりも少しいい月になりますように。
続けていることが先月よりも少し前に進みますように。
上手くいかないことが先月よりも少しましになりますように。

10月の予定

週末5日夕方から名古屋市で4時間講習、
あけて6日(日)7日(月)8日(火)は横浜と東京と平成国際大学です。

10日から松山に移動して女子硬式野球全日本選手権に帯同です。11日は松山講習会を予定していますが、ちょっと大学の練習などとの兼ね合いで時間や時間帯が変更になるかもです。

勝ち進んでベスト8進出(14日月曜日)までいくと来週の15日火曜日はお休みになります。

レベルアップのための必須不可欠なもの

整体でも進化体操でもKトレなどを教えさせていただいていて、上手くいかないのは、習われている方が、「自分がやっているつもりの動き」と「実際にやっている動き」に差があるほどまったく上達しないであらぬ方向に行ってしまいます。

たとえば進化体操で「こうやっているつもり」を限りなくゼロにして「今ゆるんできたのは首の前、胸の上、、、、、右の肘、右の肩、、、」というぐあいに「実際に身体に起こっている変化を正確に認識していくだけ」で、動きの質はどんどん上達していきます。

現在地を正しく把握すると、自動的に「次に何をすればいいか」が生まれやすくなり、結果的に事態を改善したり、上達したり、習得できたりします。

能登に関して絶望的な知事のコメントがあります。上記に照らして言えば「分かっているつもり」の発言です。それがずれていますから、能登の状況の改善というのは望みうすなのです。

奥能登の水害の惨状を視察した(視察そのものは悪くない)知事が言いました。

「一日も早く泥かきなどのボランティアを大規模で投入する必要があると痛感した」

これ、一般の民間の方が口にしたのなら感想としておかしくない言葉ですが、被災県の県知事となると最悪です。どこが問題かというと「ボランティア」という単語です。

ボランティアを言い換えれば「自分で時間を作って、お金を使って、無償で被災地で困っている人を助ける作業を自発的にやる人」を「大量投入」と言っているんです。

「県の総力をあげる必要がありますが、それでも足りません。本来県や国がやるべきことですが、1秒でも早く復興をしたいので、ボランティアのみなさんのお力もぜひお貸しください」

ぐらいの話なら事態や役割分担が分かっている人になります。

こんな認識ができていれば「なので、ボランティアの皆さんが少しでも参加しやすくなるように県や国としてできることを早急にやります、以下、これこれです」という具合なら聞ける話です。

分かりますか? 自分は税金で給料もらっているんです。県の予算も使えるし、県の職員を派遣することもできます。国に陳情することもできるし、地元の国会議員に働き掛けることもできる立場です。

給料をもらって差配する立場にいる人間が、税金払っている国民に、無償労働を大量に提供しろと言ってるんです。待てよ、それお前の仕事と違うんか、というわけです。

1年3カ月の間に深刻な地震が2回、強烈な水害が1回です。心が折れて絶望しかなくて、地震で助かったものが泥に流されて無くなっている。

県民を助けるのは知事の仕事なんです。それが手に負えないなら、「大量投入が必要だ」などとふんぞり返っている場合ではなく、「私の能力を超えています、助けてください」ぐらいの話です。

ボランティアが何か分かっていない県知事なので、逆に「県として何をするべきなのか」ということも分かっているとは考えられません。

ここで冒頭の切り口に戻ります。自分が何が分かっていないかが自覚できていれば、できる人に助けを求めることだってできるんです。一番救いようのないのが「やっているつもりの人」です。なぜなら、すでに「やっている」んだから、改善する必要がないじゃないですか。

能登の惨状のYouTubeです。そういうのがメンタルに来る人は見ない方がいいです。

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【能登豪雨】「もう住めるようにならん」大量の土砂、流木。地震で集団避難した輪島市南志見地区からの声
https://youtu.be/VCtfWRZHj6A
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津田自身10月後半まで時間が取れません。何ができるだろうと考えると身動き取れない焦燥感ばかりでぐるぐる回りします。

なので「これまで実際にやってきたこと」を振り返って、やれそうな簡単なことだけでも止まらないようにしています。

成功した人の「何をしたか」というのについつい興味が引かれますが、まずは「自分が何をしているのかを明確にすること」凡人、庶民はまずこちらです。

この作業は明確にした瞬間に不要なことがパッと止まって、少しましなことと置き換わったりするのです。「やっているつもり」は頭の中の空想の世界です。「やっていること」は実体があります。改善できるのは実体のあることだけです。

そんな心身の補正の仕方もできるだけ取り入れようとする一日講座です。

各種講座

下記の一日講座は、前号で記したように「習得度大幅アップ新教材」を使って、

〇進化体操
〇Kトレ
〇身体の使い方
〇受け手参加型とろける整体
〇習得促進法

を合わせてやります。

受け手参加型整体や整えるほどうまくなるスポーツトレーニングを研究している整体研究家
津田啓史 拝