津田の遺言 その１
Ｂトレ・オンライン教室 11月3日開始！
月額2200円で毎月新しい動画教材が送られてきて、過去動画も見放題・内容リクエストも可能！
現在お申込み受付中！
津田の遺言 その１
11月3日本日「Ｂトレ・オンライン教室」スタートします。
毎週木曜日に新しい動画を配信しますが、過去動画も見放題。
のっけからなんですが、先週に3歳上の兄が、亡くなりました。昨年から癌で入退院にして油断できない状態だったのが、新型コロナに院内感染してあっけなく逝ってしまいました。
こんな時代ですから、見舞いも制限されていたので、会ったのは退院しているときに二度ほど。遺体とも対面できていないので、現実感がなく、かえってショックを受けないで済んでいるのは不幸中の幸いかもしれません。
野口整体が特徴的なのは、「人は死ぬ」というところを外していないところです。必ず死ぬのだから、どう生きますかと問いかけるのが野口晴哉先生です。
極端な話、病気していても死ぬまで生き生きしていたら、いいじゃん、病んでなくても生きているのか死んでいるのか分からないような日々なら意味ないじゃん、という意味のことを説かれています。
災害救援団体の理事をしている関係で「平穏な毎日がいきなり消える」ということも肌身で感じており、まあまあ突然最後の日がやってくる、という覚悟は一般の方よりも強く思っている方だと思います。
兄はまだまだ生きるつもりだったのか、ちゃんと家族が聞いておかないと困ることもいくつかあったにかかわらず、どうも書いたものなど残していないし、手も打っていない。まだまだ生きるつもりだったとしても、それは闘病中からやっておくべきだったでしょうと責めたいですね。
と、偉そうに人を責めるほど私もやれているわけではないです。ノートに数行、もろもろのパスワードやら暗証番号やら契約先など、残された家族が困りそうなことを書き出しかけているぐらいです。
自動引き落としで契約しているものとか、そこそこありますからね。何と契約していて、何を解除しないといけないとか、残しておかないと大変です。
今の道場は20年前で保証金とかがかなり高い時に借りています。解約時にはそこそこのお金が返ってくる契約になっています。ビルのオーナーは3回変わっているので、家族にちゃんと伝えていなかったら、ごまかされるかもしれません。
そんなことは数年前から考えていましたが、形になっていないから、兄を責められないですね。お前もやってないやないか、と天国で言ってそうです。俺もやるつもりだったんだよ、と苦笑いしているかもしれません。
いずれにせよ
「人はいつか死ぬ」
「それがいつなのかは誰にも分からない」
これは誰にも等しくかかってくる運命です。
「悔いなく生きる」とか「精いっぱい生きる」とかいう前向きのセリフがドラマや小説で感動を引き出そうとしますが、よく考えると、「悔いなく生きる」と決意する裏側には「当分生きているつもり」という無意識の前提があるわけです。
悔いなく生きようと思ったら、はなから「明日死ぬかも分からない」ということと「百歳を迎えても元気はつらつ」という両方を満足させる方針が貫かれている必要があるわけです。
今、いったい何の話かをしているかというと「Ｂトレオンライン教室＝略称Ｂ－ＷＥＢ」の話ですのでお付き合いください。
「悔いのない人生」に向けて「100歳になっても異常に元気な津田」と、「明日最期を迎えるかもしれない津田」のどちらに力点を置くかというと、明日で最期の方でしょうね。
私的には「津田が亡くなっても、残された家族がもろもろ手続き的に困らないように」などというのは、これは毎日少しずつ始めなきゃ、というところです。
一方で公的な方です。本職の方です。独立して以後のこの15年ほどオリジナルのワークやグッズがたくさん生まれました。
・進化体操各種
・皮下チューニング
・チューニングテーピング
・Ｎトレ
・渦と軸
・マイクロストレッチ
・もこもこチューニング
・エア枕
・視野制限メガネ
・脇王（和気王）
・斜動
そしてＢトレですね。
けっこう画期的でいいものがたくさん生まれています。誰かが助かる、誰かが楽になる、誰かが自分の能力をより発揮できるようになる。そういった目的で作ってきたのですが、これらが消えてしまったらもったいないなー、そこのところが気になるので腰を据えて考えてみました。（つづく）
Ｂトレ・オンライン教室
月額2200円。
動画教材を月4回配信予定。
過去動画も見放題。
会員対象のZOOM講座（有料）も企画中。
本日から申し込み受付開始。
初回配信は11月3日から。
お申込みは「Ｂトレ・オンライン教室」の有料メールマガジンの形態を取ります。
当面配信済みの動画のバックナンバーはフェイスブックの会員専用ページに収録していく予定です。
Ｂトレ創案者
トレーニングアレンジャー
津田啓史 拝
