腰を楽にする 股関節・恥骨・腸骨の皮下チューニング 皮下チューニングその9

皮下チューニング9の動画はこちら↓

この動画、編集できるつもりのところが切れてなかったり、メッセージ用紙が裏返しだったりしています。撮り直す時間がなくてそのままアップしていますが、ご容赦ください。

 

  • 腰は結果であって原因ではない腰痛の人というのはかなりな割合でおられるようです。何事もないように日常ふるまわれている方でも、こちらが整体をしているというのを聞いて「実は」というようなことはまれではありません。私の実際の整体の現場でも、びっくりするぐらいあっけなく解消されるかたもあれば、整体して整えてはまた悪くなっての繰り返しという方もおられるというのが実際のところです。

    一般の人が腰痛で病院を受診すると最後は筋力不足だ、筋トレをしなさいということになるというのは良く聞きます。でも、スポーツマンで腹筋も背筋も十分に鍛えこんだような人でも実は腰が痛いということもまた珍しくありません。もちろん筋力がなければ腰を支えることができないのも本当です。

    筋力と同じように良く聞くのは「姿勢を良くしなさい」です。でもこれは整体で日々人の身体のバランスを見る立場から言えば「けっこう難しい」ということです。

    見た目の姿勢が悪いのは、その方の今の身体にとって、ある意味、その姿勢の方がバランスが取れて必要なのでやむなくその姿勢をしているのです。その必要性といいますか条件というものをそのまま放置して、見た目を良くしても中身は変わらないのでかえってぎこちなく、長時間いい姿勢をとることなどできません。

    ところが腰を取り巻く環境というものは、皮下チューニングでけっこう整えられるのです。過去の動画でお話したように、ある関節を皮下チューニングすると隣り合わせた関節が同時に動きが軽くなり、運動がスムーズになるということができます。

    腰の周辺に皮下チューニングをほどこしていくと、腰の動きそのものが前後左右あらゆる方向に動きやすくなります。

    結果として、腰をいい姿勢に維持することがきわめてやりやすく自然になります。時間も長く保てるでしょう。がんばって形を作るのではなく、無理を取り除くともともとそこに位置するのが自然だという位置に戻ってくれるようにするのです。

    これを週一や隔週や月一の整体だけでやろうとするとよほどの、名人芸が必要です。でもセルフでやるなら一日に何回でもできます。そうすると腰にとって最も楽な位置にキープすることが最も楽になる。そういうことを可能にしていけます。

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    ●股関節前側
    まず骨盤と足のつなぎ目の股関節。鼠径部ですね。ポケットに浅く手を突っ込んで指先が触れる位置です。

    ●恥骨
    さらに内側にいくと恥骨があります。腰の前後、お辞儀や反りの動きと関係が深いです。

    ●腸骨前側
    次に腸骨の前側。足の開閉運動がスムーズになります。

    ●腸骨横側
    腸骨の外側、腰の左右運動が滑らかになります。

    ●腸骨後ろ側
    ここも開閉、また前後の動きを良くします。

    やる時の姿勢ですが、あまり前かがみになりすぎるとかえってやりにくい時もあります。いろいろと角度を試してみて、皮膚がもっとも動かしやすいなという角度を探してやって見られるのがいいと思います。

     

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