政府がお金を刷って国民に配るのは意味経済への整体です 1

【政府がお金を刷って国民に配るのは意味経済への整体です 1 】

整体(進化体操と和の体育)のブログではありますが、今は国全体という生き物がとんでもなく健康の危機だということで、無い知恵を絞って、かつもろもろ勉強して、どうしたらいいんだろうということを書いております。

お金は借金で増える

コロナのことをいろいろ調べていく過程で、補償の話が出てきて調べることが経済の方にも伸びていき、びっくりしたのが銀行の仕組みです。それは世の中に流通するお金がどうやって生まれるかという話でした。

銀行というのは、みなさんから預金を集めて、人に貸し出して利子で食べていると思いません?実際の銀行業務の仕組みの根本は、違いました。無からお金を生み出しているんです。びっくりです。

ここでお話しは一度方向転換します。

世界が百人の村だったとしたらというお話しがありましたが、ここでは世界が10人の村だったらという仮定のお話しです。その村が一人10万円のお金を持って生活をして、みなさん一生懸命にそれぞれの仕事をしていて食べていけました。

ところが、その村には合計100万円のお金しかありません。上手にお仕事をして人気店が生まれるとその人が儲かりますから、その人が50万円ぐらい預金しちゃうと、残りの9件の村人は残り50万円を分け合わないといけません。すると一軒あたりは5円弱のお金しか持てなくなります。貧しくなります。

つまり誰かが頑張って儲けると、それ以外の人は相対的に貧しくなってしまうということになります。全体が豊かになるには、村に流通するお金が増えていかないといけないはずです。

つまり、結果的にお金の量がどこかで増えないといけないのです。それがどこか、というとのが銀行での貸し出しなわけです。

銀行が借り手の口座に10万円なら10万円と書き込みます。すると借りてに預金が生まれます。これがお金が増える仕組みなんです。預金口座に銀行が金額を書き込むだけなんです。びっくりです。みなさんから集めた預金を貸し出すのではなく、だれかが働いて返す自信のある借金をして、そこでお金が口座に書き込まれ世の中に出回るんです。

そうすると10人で100万円を動かしている村の、とても商売が上手で業績のいいお一人が銀行から10万円新たに借りてそれで仕事を大きくすると、その村には110万円のお金が動くことになりますから、平均すれば一人11万円で経済が回ります。そうやって「将来的に返せますので貸してください」と手を上げる人が出て、少しずつお金が増えて概ねみなさん豊かになっていくと、こういう仕組みで世の中は動いているようです。

お金の価値は人が働くことで支えている

お金はただの紙切れです。そこに価値を与えているのは、みなさんがせっせと働いているという実態があるからです。(これは前に書きました)でも、その紙切れの量が増えないと紙切れを通してより豊かにできないから増やす必要がある。そこで、活発に働く人に新しい紙切れを使えるようにしてそれを増やす。

そういうふうにお金というものは、ないところからいきなり出てくるわけです。これ珍説でもなんでもないです。この仕組みそのものを「これで正しいですよね」ということを、国会で議員さんが財務省の官僚に確かめている映像を見たから国が認めたほんとの話です。

(つづく)