台風10号に最大限注意してください

【台風10号はやばい台風です】

災害救援の仲間とやりとりしていて、これは相当やばい台風被害になる可能性があるぞ、ということです。

台風というのは低気圧です。台風の数字の気圧が下がるほど勢力が強いということになります。今年は太平洋高気圧が強く本州付近まで海水温が高いために、台風はとても強い勢力を維持したままで上陸する可能性があります。

それで、その予想の気圧がもしかしたら930ヘクトパスカルぐらいまで下がって列島を直撃する可能性があると言います。

これがどういう数字かというと、過去「そこそこ」の台風の場合は900代の後半です。985とか990とか、そんな数字でした。徳島和歌山大阪で屋根や車を吹き飛ばしていった一昨年の台風21号。これが徳島に上陸した時で950で、神戸に再上陸した時が955ヘクトパスカルでした。

この時の最大風速が45メートルと言われていました。瞬間最大風速は関西空港で吹いた58メートルです。45クラスの台風でも大阪港沿いの高層ビルやマンションにぶつかった風の吹きおろしで、ビルに近いところにあった車がごろごろ飛ばされました。淀川にかかる十三大橋では走行中のトラックが風でずずっと持っていかれて横転、間一髪で引っかかって止まりました。それぐらいの風です。泉南の方ではある一角の電柱がすべて倒れました。

それで、台風10号が高い海水温で発達を続けて930ヘクトパスカルレベルで上陸すると、その風速は50メートル、瞬間最大風速が65メートルにも達すると言われています。

過去の台風で体験する風速25メートル(秒速)というのは時速に直せば90キロです。高速道路で窓を開けて顔を出せば当たる風の強さです。風速50メートルというのは時速180キロです。90キロどうしの車がすれ違った瞬間のあの速さで風が吹きます。

今日見た予報では、九州の西側(球磨川の水害などを被ったあたり)を縦断するルートでした。だから関西、関東は大丈夫などとは思わない方がいいです。昨日の予報では関西直撃コースが予測されていました。まだまだ変わると思われます。離れたところに大雨が降ることもあります。自分のところは大丈夫だと思わない方がいいです。

とりあえず今日から、テレビでもネットでも台風情報を何度もチェックしておいてください。

水と食料、停電の対策をしておいてください。前日などでは買いに行ってもなくなっていたりします。なので前倒して今日注意喚起ということで号外にしました。細かいアドバイスまでは間に合いませんでしたが、とりあえずご自分で思いつくことは一つでも二つでも今すぐ手を付けてください。

防災関係のことは、手を付けていないとまったく怖くありません。それで何か一つでも準備を始めると「え、じゃあこれが止まったらどうなるの」と次々怖くなってきます。水を用意したら食料になります。食料を用意したら「電気が止まったら電子レンジも電磁調理器も止まるやん」ということに気づきます。

そういう連想が出てくると、冷蔵庫も止まるので、中のものはすぐに食べないと腐るということにも気づきます。だから今すぐ、一つでも二つでも具体的に手を付けることが大事です。私は今カセットコンロを確認しました。そしたら水の在庫が気になっています。

そんな感じです。

 

今日の肩書は

NPO法人
災害救援レスキューアシスト
副代表 の立場で書きました。

津田啓史 拝