習慣化を後押しする時間割的時間術&皮下チュー入門「情報の体育」

今日は
〇習慣化は「時間割的時間術」で命拾い
〇皮下チューニング入門「情報の体育」
〇皮下チューニングの動画紹介

をお送りします。

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【習慣化は「時間割的時間術へ」】

続かなかったことの習慣化がそれなりにうまくいき、寝坊したりしてリズムが崩れても立て直すことができるようになったのは、少しずつ習慣化できることが増えてきたことの「次の段階」で、「時間の使い方の型」が見つかってきたのは大きいです。

簡単に説明すれば、小学生に戻ったように、授業と休み時間を決めて機械的にその時間配分で動くというだけです。高校、中学、と書かずに「小学生」と書いたのは区切る時間が短いことと、(小学生の時には、45分授業したら10分か15分遊んでました。なんであんな短い時間にたっぷり遊べたのか謎です)その学習と休み時間(遊び時間)の陰陽の対極的な感じ(静と動 勉強と遊び 集中と発散)に似ているからです。実際に採用した時間は、小学校の学習時間よりも短く刻んでいますが。

たとえばメルマガの原稿を何十分か書いたら定時でタイマーが鳴って、次は「休み時間」ではなく「体育の時間」です。くらげ体操か皮下チューニングかセルフ整体のどれかを短時間集中して、アラームが鳴ったらまたデスクワークに戻ります。

この「執筆・プランニング・事務仕事」と「体育・整体・皮下チュー・くらげなど」の時間の割り合いが「秘伝」です。時間を区切るという方法は「これはいける」という確信はありましたが、どうでしょう、5年以上試行錯誤して「使える時間割り振り」が見つかりませんでしたが、ようやく、今の時間配分に出会いました。もうすぐ1カ月になりますが、今のところこの配分でタイマーさえかけておけば、寝坊していかにもだらけてしまいそうな日でも、途中からでも何事もなかったように集中と体育の繰り返しに戻れます。

私は中学生以後、この「地道な努力の継続」みたいな生活がまったくできずに、結果的に50年近く追いかけてきたわけです。中学生の時の不満解決を、還暦目前になっても追いかけているところはちょっとだけほめてやりたいと思います。

その時間配分とやらを教えろとお思いの読者の方も当然おられると思いますが、50年近くできなかったことができるようになった方法を、やるかやらないかもわからない人に無料メルマガでホイホイとお教えするのは、見つかった方法に対してあまりにも敬意を欠き申し訳がないので公開しません。(端的に言えばもったいなくて教えたくない)ただし月一回の整体総合基礎講座(月末土日月曜日)の中では発表する予定です。

一つことが続く→複数のことが続くようになる→徐々にルーチン化してくる→その実行のオンオフを一定の時間リズムに乗せる

と、こういう流れできています。

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皮下チューニング入門シリーズ【情報の体育】

皮下チューニングの特徴は「気持ちのいいリラクゼーション」になると同時に「力みの抜けたものすごく軽く速く動ける身体感覚」がバーンと出てくるところです。

「気持ちよくってもうダメ。動けな~い」と言っている人に動いてもらうと、「何これ!」という具合に鋭く速く力みなくスコスコっと動けます。つまり「休まる」と「動ける」が共存します。

下の動画は比較実験です。押す、もむ、なでる、さするというタッチで足がどうなるかを調べて「皮ふを動かす」と比較しています。見た目は大した違いはないのに、結果は大きく差が出ます。

【本日の動画】
皮下チューニング(2) 押す揉むさすると重くなり、皮膚を動かすと軽くなる

「皮ふを動かす」以外は幅はありますが足は重くなります。「足が重い」と書くと悪いことのようですが、リラクゼーションとしてとらえたら、いらない力がすっかり抜けたいい状態とも言えます。ただし動けない。

ところが「皮ふを動かす」だとてきめんに足が軽くなります。受けている人はとてもリラックスしているのに、筋力に頼った感じはないのに閊え(つかえ)なく足がひょいと上がるようになります。なぜこういうことが起こるのでしょうか。以下の説明はあくまでも仮説です。なんせ皮下チューニングを作ったのは私だし、生まれたのは偶然なので先行した理論がないのです。

皮ふは自他の境目です。だから自分以外のものを認識するためにびっしりと各種のセンサーがついています。そのセンサーは皮ふの動きや伸び縮みもキャッチして脳に情報を送ります。通常、それだけの高速な皮ふの伸び縮みというのは日常生活にはほぼありません。本当なら超高速で走っているか、超高速でドラムでもたたいているか、ボクシングの練習でもしているかのように四肢を動かしているような時でも生まれないような高速の皮ふの伸び縮みです。

そうなると脳はこう考えます。なんだこの超高速運動的状況を知らせる情報は!下手に部分的な力みを放置しているとこの「運動」によって壊れる。ゆえに力みやコリはさっさと手放そう。さらに何をしているのかはよくわからないが、強烈な全身運動である可能性があるので、もっとも身体に負荷がかからない深層筋を連動させ、脊椎中心で有機的に動けるようにしておこう、でないと壊れる。

私が脳ならこういう判断を下すと思います。結果としてこりは取れ、身体は深奥部で繋がるのです。視覚的なバーチャルリアルティの機械は発達しています。実際にはないものなのに、映像だけでリアルに感じて身体が反応します。

だったら、触覚のバーチャルリアリティだってあってもおかしくありません。あたかも超高速運動をしていると脳や身体を錯覚させれば、それに応じた能力が引き出されてくるのです。何かに「なでる」「さする」だと「何かに触れられている」という感覚が顕著なため、自身が「もしかしたら高速運動をしているのではないか」という錯覚が生まれないため、安心して力が抜け、リラクゼーションとしては成功しても、統一体への誘導にはならないのでしょう。

【追記】

なでたりさすったりしたら、動きは重くなるということを書きましたが、それだけではありません。たとえば私の整体の師匠であるミュートネットワークの河野智聖先生が創始されたにこにこタッチセラピーでは、その触れる方向の規則性を割り出すことで、ほんの軽くふれるだけで動きの改善を果たせるものもありますので、すべてがすべて悪いものではないということを追記しておきます。

【本日の動画】
皮下チューニング(2) 押す揉むさすると重くなり、皮膚を動かすと軽くなる

「セルフ整体・くらげ体操
&家族整体・皮下チューニング」
津田啓史(つだひろふみ) 拝