「為す」と「成る」の違い
「為す」と「成る」の違い
「やろうとしない、自然にそうなる」それが武道だという矢口先生のお話しから思いつくことの続きです。
とりあえずその「矢口山」の登山口には「探す」と書いてあるのではないかと思っています。呼吸が深くなる方法を探す。深くなる構えを探す。深くなる反射が出る方法を探す。それが現時点での私の認識です。結論ではないです。仮説です。そうやってやってみていい結果を出したものに仮説を立てて、さらにほかの分野にも使えないかを探す。
他の分野でも使えるものは、それはより本質的なとらえ方だろうと思うからです。
願望実現法でよくある「成功をイメージすることで願望は実現する」という切り口もどうでしょうか。
私はかなりの部分でやりたいことをやりたいようになれている、という部分があるのでそういう面では成功している面、あるいはそれが許されているということでは恵まれている面は大いにあると思います。
ですが、うまくいかない成功イメージも多々あります。イメージで願望が成功すると書いている本はたくさんありますが、イメージで成功したという人に実際に会った経験はあまりない。というか全然ない。
つまりここにも「為す」と「成る」の違いがあるのではないでしょうか。イメージ通りに成功したという人は、おそらくその成功したイメージが「浮かんだ」人なのでしょう。つまり、成功を「思いうかべた」のではないのではないかという仮説が立ちます。
つまり、素質や生い立ちに、知識や準備や意欲や出会いや時流などが加わって、ある意味で準備のできている人には「それが成り立っているイメージ」が湧いてくる。
一方で成功読本を買って成功を思い浮かべた人は、やはりそこには「偽」が混じり成功しない。私もかつてそういう本の中で、かなり手の込んだものを実践しましたがうまくいかなかったことがあります。
目標を短文で3つ立てます。付録に手帳(小さなノート)がついています。それでそのノートに「呼吸を止めたまま」「三つの目標を」「3回書く」ことを「100日続ける」というのが願望実現の方法だったのです。
超高速で書かないと窒息します。嫌でも集中します。呼吸を止めているからある意味命がけです。それで潜在意識に目標が刻み込まれて後日達成するのだ!ということでやってみましたが、今だ達成していません(笑)
書いているうちに、少しずつ目標の文章や目標そものもが変わっていったせいかもしれませんが。
でもやっぱりそれは「頭が考えた目標」であって、「思い浮かんだ目標や達成イメージ」ではなかったことが大きいと思います。
過去を振り返って大きなことでもうまく行ったことは、わざわざ思い浮かべなくても脳裏に実現した時のイメージがわいたことです。それだけではなく、実現するまでの細かいステップのアイデアや協力を依頼したい人のリストなどがどんどん湧いてきました。そういったことは成功しています。
少し尻切れトンボな感じにはなりますが、そういう「実現イメージや途中のステップ」までが浮かんでこないけれども、実現する必要があること、実現したいことにどうアプローチすればいいのかということはまだ明確になっていません。
とりあえずは自分の中に浮かんだ「探す」というキーワードで進めていきたいと思います。
というので、今日も低圧クッションとの濃密な関係性ができることで骨盤力を高める「マイクロストレッチ」にいそしむのでした。
家族整体・生活整体の普及推進
習慣化の技術 超遅速願望実現法提唱
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津田啓史(ひろふみ)