【ブラインドサッカーを整体の目で観てびっくり! その3】
○なおかつ、自分以外の人の発する情報からサポートとして受け取る能力の発揮具合というのが、これまた尋常でないくらい高いパフォーマンスが想像される
という部分のお話を読んでください。
ブラインドサッカーを競技として成り立たせるために、5人制ですがゴールキーパーだけは目が見える人が入っています。
ゴールに向かってフリーキックを蹴るときには、サポート役の人がゴールの右の柱をコンコンと叩き、左の柱をコンコンと叩いてゴールの位置をキッカーに教えます。
多分プレイ中には目が見えているゴールキーパーから、4人の選手にいろいろな指示や情報が伝えられるだろうなと思います。そういった情報を受け取らないことにはどう動いていいかわかりません。
だからゴールキーパーだとか、もしかしたらコートサイドの監督だとかからの指示も、精神論や曖昧なものが排除され、ひたすら具体的なものになっているだろうなと予想されます。
そしてそれを受けとる選手のほうも、サポートしてくれる人からの情報を、より正確に正確に受け取ろうとして、そこから瞬時に行動に転換して、最高のパフォーマンスになるようにしているんだろうなと想像ができるのです。
例えば普通のサッカーで「もう少し動き出しを早くしてくれ」というような希望が選手同士で伝えられることはよくあるだろうと思います。だから選手同士の会話としては別に違和感はわきません。
でも、これがブラインドサッカーだったら、右斜め前45度の50センチのところにボールがある、というような「超絶具体的なこと」しか言わないのではないかと思います。
何が言いたいかというと、親の小言、教師の叱責、監督の指示、上司の言葉などなど、目が見えているからなんとなく対処できそうな気がするので、言う方も聞く方も結構いい加減なアバウトな会話でそれとなく話が成立してしまっているのではないか、ということがブラインドサッカーを見ることで明らかになったということです。
かつ受け取る方も「よく考えてから」とか「一呼吸おいてから」とか「自分でもいろいろ考えてみて」のような時間的な先延ばしというのが限りなく少ないのだろうな、と想像されるのです。もらった情報に瞬時に最大限。これはすごいな。これぐらい助けてくれる人の情報を生かして動ければすごいだろうな。
自分の能力を100%・120%引き出しつつ、自分を応援してくれている人のサポートを100%・120%効果的に生かそうと行動している。これは野口整体のいう「全生」をとてつもなく体現している世界ではないかと思って目が離せなかったわけです。
自分を助けようとしている人、自分と共にプレーをしている人が今どこにいて何をどうしているのかを常に明確に把握していること。 なおかつそのグループの「部分」としてプレーしている自分が、自分に備わっている能力をそれこそウニのように放射しながら、全体の部分として最高に生きた動きをしようとする。
これこそ「全生だなあ」「和の体育」だなぁと感動することしきりだったというのが、昨日本日のお話でした。
ブラインドサッカー的身体というのは「今を生きている」のです。それに対して目が見えていると、未来が見えているような気になって対処が遅れるのではないかと想像します。
視覚というのは、これから向かっていくところが見えます。連続的に視界の中で目的地は大きくなって、一分後に歩いてたどり着きます。つまり未来に到着するところが見えているのです。だから加減できるし、加減してしまう。分かっているような気になる。
ブラインドサッカーで、限られた情報に瞬時に全力で反応する。これが全然できていないのです。
備わっているものの生かして使っている度合いが本当に高い。時間をかけてでも取り入れていきたいなと思いました。
生活整体研究家
進化体操と和の体育
津田啓史 拝
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