自分を変えたいなら、自分をだませ

【自分を変えたいなら、自分をだませ】

昨日のブログで、こういうリアルな状況のときに勢いで災害備蓄などしてください。と書きました。

あなたは、何か用意はされましたか？たぶん、90％以上どころではない方が、それらの必要性は「確かに」「必要だわ」と思いながら、実際に行動された方というのはほとんどいないと思います。

もしも何かアクションされた方は、そういう意味では素晴らしい素質資質才能行動力です！

やった方がいいと思いながら、なかなか行動を変えられない。止めた方がいいとずっと思いながら、なかなか止められない。

大多数の方というのは、そんな感じではないでしょうか？少なくとも私はそういう人間だったので、そこからどうやれば抜け出せるのかというのを延々研究しています。

私の研究の方向は「スパッと変わろう」を何度試しても、何十年にわたっても無理ならば、その「変われない人間だ」という現状をそのまま受け止めることにしたということです。

今までの方法で変われるものなら、とっくに成功している。いくつかの点ではすでに成功しているかもしれません。でも変われないものはずっと変わっていない。

「変わる」という単語だと、たとえば「スパッと」というような枕詞が多用されます。映画や小説の中では一つのきっかけでスパッと変わる主人公が出てきますが、それは珍しいから映画や小説になるのであって、誰でもできるありふれたことならば映画・小説にはならない、と考えてみます。

スパッと変われないのであれば、スパッと変われることをあきらめ、ほかに道を探します。

もしかしたら一人ひとりの意識の深いところで「変わろう」と力めば力むほど「変わるまい」と抵抗するような力が生まれているのかもしれません。

頑張って変わろうとするとブレーキがかかるのであれば、自分にもばれないぐらいこっそりとやれば抵抗も少ないかもしれません。どうでしょう。

聞いたことがあります？自分にばれないようにこっそりと頑張る。私は私以外から聞いたことがありません。ならばもしかしたら可能性があるかもしれません。

「生活整体」と「和の体育」研究家
触育・進化体操

津田啓史拝