私は将棋ができないんです

【 私は将棋ができないんです 】

私は将棋ができません。苦手です。もちろん、チェスだって、オセロだって、五目並べだって極めて苦手です。

要するに「自分がやられないようにするための複数ないし多数の未来予測」「自分を有利にしていく複数ないし多数の未来予測」を極めて苦手にしているというふうに表現できます。

ただしその分、「限られた条件の中で今すぐ何ができるか」というようなことは比較的得意です。ライブでアドリブです。

ですから講習会に参加された方はご存知かと思います。その場で思いついた、けっこうな効果を引き出すことのできる使える技術がものすごくたくさんあります。

台本がないようなイベントの司会みたいなことをさせると、結構自分の手持ちの駒と、参加者の顔ぶれなどをつないでそこそこ良い司会進行をしたりします。

要するに、今すぐやるということは思いつきますが、次の次、次の次の次みたいなことは極めて苦手にしているということです。

いったい何の話をしているかというと、メールマガジンが平日5本配信から、今週は3本が配信。来週になると2本に減ることに対しての言い訳です。その後は週1本から2本、ということになろうかと思います。

言い訳そのものが今後の方針、みなさんに何が提供できるかということの説明にもなるので、ぜひこの先もお読みください。

はい、将棋ができない私、先のことを緻密に考えられないからこうなってしまいました。

10月から仕事を再開して、その前の数ヶ月一人でせっせとやりこんだ研究が、リアルな講座で参加されたみなさんの反応を見ながら微調整していくと、極めて画期的にまとまりました。画期的とは「多くの人にとってとっつきやすく、続けやすく、効果が高く、応用範囲が広い」ということを指します。

実技そのものがどうなったかを一言で言えば

「統一体になれる点を押さえながら進化体操をやれば、どのようにでも発展できるベースができるじゃん」

ということで、少し付け加えると

「進化体操が難しい人には、マイクロストレッチというものすごく低いハードルの入り口もあるやん」

二言でしたが。

上の二つを核にしておくと、津田の最新の「お持ち帰り整体」も習得できる、とろける整体もできるようになる、セルフ整体もできるようになる、看護や介護など人に触れる職業の人にも抜群に助けになる。

おまけに、パーフェクトな形を追い求めるとけっこうレベルの高い「進化体操」の簡略形を作ったら、効果としては「完全版」と大して変わらず、ますます普及のハードルが下がりそう、というものを今日確認しました。

簡易にしたのに、効果・変化は十分に出るやん、今までの苦労はなんやってん状態です。

簡略版だろうと完全版だろうと、そこそこやりこめば、武術の上達にもつながるでしょうし、故障しないで上達できるスポーツのための身体もできます。筋トレも変わるし、ストレッチも変わります。トレーニングが変わる。同じことをやっても別物になる。

来年にかけて、実行予定の新しい講座のプログラムなら、それらに加えて歩きながら自分で自分に整体をすることもできるし、歩きながらたっぷりと進化体操をやりこんだ後の身体を引き出すこともできそうです。（つづく）


「生活整体」と「和の体育」研究家
触覚の体育・進化体操

津田啓史 拝

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つい先日も、「三日坊主の私が一週間楽に続いています」と感想をいただきました。
津田の各種メソッド、入門編として最適です。

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１．ごあいさつ
２．特徴と効果
３．マイクロストレッチを始めよう
４．マイクロストレッチの呼吸
５．注意と応用
６．習慣化の技術
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