4月に向けて
どうして進化体操や和の体育の発想が生まれたかというと、人間のことだけ見なかったからです。
人間を整体するとカチカチなのに、犬を抱くとなんでこんなにつながって柔らかく強くつながっているのかということをしつこく考えて実験してきたからです。
新型コロナに関しても同じです。新型コロナの怖いところだけ見ていたら、判断やアプローチ方法を間違えやすいと思うのです。だからインフルエンザを調べてみたら、毎年1000万人前後かかっている。少ない年で300人ぐらい亡くなっている。アメリカなんて3万人も5万人も毎年亡くなっている。
日本国内の肺炎を調べたら毎年10万人近くが亡くなっている。(統計の取り方やさまざまな肺炎の何を入れるか入れないかでも変わりますので大雑把な数値です)それでなぜ医療崩壊が起こっていなのかというようなことをマスコミは調べられたらいいのになと思っています。
ちなみに途上国の食糧支援をしている市民運動の方のブログを読んだら、結核とエイズとマラリアで毎年1億人亡くなられているそうです。毎日27万人です。ただし文明国ではこうはなっていない。ほとんどが途上国の話だからコロナのような問題にならない。そういう現実もあるわけです。
ちなみに毎年流行のピークになる1月、流行が終わらない2月のインフルエンザの感染者が今年は三分の一に減ったそうです。推定値ですが例年の平均が1000万人なら300万人というところですね。
※こちらの画像は、武田邦彦先生のYouTubeチャンネルの動画からお借りしました。
コロナ対策を不要だなんて言いたいわけではありません。全体を見ないとアプローチ方法は変わるでしょうということです。
ネットで見つけた国内感染者の死亡者の年齢区分がありました。死亡者数が50人ぐらいの時の統計です。亡くなられた方はほぼ70歳以上で、70歳以下は一人だけです。
若い人でもかかっているという映像がセンセーショナルに流れていますが、マスコミは同時にそれが現状では何百人に一人なのか、何千人に一人なのかを合わせて報道する義務があると思います。
※こちらの画像は、武田邦彦先生のYouTubeチャンネルの動画からお借りしました。
情報が極端だから、対策も極端になります。コロナの報道をするなら、同時にただの風邪をこじらせて肺炎でどれぐらい亡くなっているか、インフルエンザの数値と死者数など片っ端から横並べてグラフ出してよとテレビ報道に思います。視聴率は取れないかもしれませんが、特にNHKなんかは強制的に受信料取ってるのだからそれぐらいのデータをそろえろよと思います。チコちゃんに叱られるぞ。
繰り返しますが、コロナを放置していいと書いていません。
高齢の方にとっては、とても危険だということは事実だと思います。医療崩壊を避けなければいけないという実情なら、それに合わせて休講でも講習会延期などの覚悟はしています。
今後の定期クラスも講習会も予定しているものは基本的に開催で用意していますが、まったくの新規の方は基本的にお受けせず、再受講ないし受講生の紹介の方に限定します。定員は少なめにして、お一人お一人の間隔が確保でき、一人体操に集中して講習します。部屋の換気には留意して、出入りの際の手の消毒をお願いします。
講師の私は基本マスクで講習する予定です。ただし、世の中の方針が人の移動をすべて制限する方向になった際は合わせます。
今回の騒動を機会に、思ってもいなかったアイデアが湧きました。その方が生きている間にやりたかったことだなと思い当たりました。準備を始めたところです。形になったらまたお知らせします。