先延ばしに手を付ける 2

緊急事態宣言の発出を受け、また大阪府の医療体制のひっ迫具合を鑑みて、
当面4月25日から5月の11日(火曜日)までは新大阪健康道場の活動は休業させていただきます。
現状を考えると、さらに延長せざるを得ないのではないかと考えています。

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『先延ばしに手を付ける 2』

他者への批判が過剰なとき、そこに自分自身に対する不満の八つ当たりが含まれていることがある問題の2回目です。

今回の転機は、私が政府や自治体のコロナ対策をさんざん批判したあとで、その最後を応援をするという結びにしたことが良かった。自分に「馬鹿野郎」と言う代わりに、政府に「馬鹿野郎」と言っていたのが「がんばれ」にかわってしまった。

大変なのはわかりますが、ここはひとつ頑張ってください、という心情を無理やり?にしてもくっつけたら、それは「ふがいない自分を受け入れて?応援する自分」というものが意図せずに生まれてしまう方向に転がっていました。

政府批判の内容を箇条書きにしてみると、表現する言葉は罵詈雑言の形をとっているのですが、指摘する内容というのは実は極めて建設的だったりするのです。というのでその罵詈雑言と、いささか丁寧な言葉に直したものを併記してみましょう。

そしてPCR検査の効果的な拡大と、適切な療養体制との組み合わせが進まないことへの罵詈雑言を少し丁寧な言葉に変えると、遅々としてなかなか進まない私自身のインターネットを使った講習や教材販売が進まないことへのアドバイスとして読むと、実はドンピシャな内容になったのです。

●PCR検査をできない理由をちまちまとあげて、停滞させてるんじゃねーよ。

〇ネットへの移行が停滞している理由を列挙するのは一時的に棚上げすることで、事態を前に進めましょう。

●PCR検査の他に方法がないんだから、さっさとその特性を研究して長所と短所を理解しろよ。

〇インターネットを使った講座や教材販売は、現状からの移行が有効性が高いと判断できるので、次の段階としてその特性を研究して長所と短所を具体的に明らかにする作業に移りましょう。

●後はその長所をできるだけ生かして、短所の悪い面が出ないように工夫すればいいだけだろ。

〇具体的な実行に関しては、事前に調べた長所をできるだけ生かす形にして、短所に対しても事前に手を打って悪影響を減らしていくような計画を立ててみてはいかがですか。

●能力に疑問符のつく政治家のお歴々よ、自分でできないんだったら、それに対しての知見を持ってる専門家を探して来い。

〇当然ながら新しい分野ですので、ご自身の知見だけでは処理できないことが多いと思います。この場合は、専門家または詳しい方の力を借りるということが効果的であろうかと思います。

●一人の意見に頼るのが危ないんだったら、方向性の違う複数の人に来てもらってまとめて意見を言ってもらっていけばいっそう理解が進むだろ、馬鹿野郎。

〇さらに言えば、一人の方の意見だけで推し進めるということ自体が、長い目で見ると見当違いや停滞につながることもありますから、複数の方に相談して実現可能性の高いものを実行していくというのが妥当な線だろうと考えられます。

●自分が無能だからと言って停滞させてるんじゃねーよ

〇現状でインターネットを使ったもろもろがまだ不得意なのは当たり前ですから、大まかなプランが立ったところで、自分よりもいろんな面で詳しい人がスタッフや知人にいますから、少しずつでも詳しい話を聞いて整理するというところから着手実行していきましょう。

大体他人に過剰に腹が立つという時は、自分と同じ欠点をその人が持っていることが多いのです。つまりその人の鬱陶しさというのは、自分の欠点の目の前で見せつけられることに対する怒りだったりするわけです。(当社比)

というので、PCR検査を中心にした感染拡大抑制政策が少しも進まないことに対する怒りは、実はインターネットを通して講座講習をしたり、実用的で使い物になる動画をたくさん撮って、サブスクサービス(月額定額制)で見てもらえるようにするとか、この一年間遅々として進まない自分に対する怒りがあったわけです。(つづく)

 

生活整体研究家
進化体操と和の体育

津田啓史 拝