見落とされていた人体弾力接触法

【 見落とされていた人体弾力接触法 】

柔らかいものを当てて、身体に読み取ってもらうために柔らかく動かす。

触覚は、その柔らかさを正確に理解するために、自らの筋肉を柔らかくしてそれを認識しようとする。結果筋肉は柔らかくなっていく。

せっかくなら、その柔らかさに合わせて自分も柔らかく動く。

もこもこくねくねという質感に合わせると、その動きもくねくねと柔らかいものになる。

でもそれは特別なものではなくて塀の上を柔らかく歩いていく猫の身体です。公園のベンチをひらりと飛び越える犬の身体です。

柔らかく緩んだ筋肉レベルの柔らかいものを当てて動かす、動く。これが結論なのですが、始めてみるとこれだけ簡単な方法が他になかったのです。

硬いものを当ててぎゅうぎゅうとほぐせば、筋肉が壊されるのが嫌だから長期的にはカチカチになってしまうのです。

ただただ優しく触れられるのも気持ちいいものですが、それでは動きに反映する回路が活性化しないのです。


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名古屋からこられている治療師の方が言われました。20年にわたって日々研鑽し、少なくないお金をかけて勉強してきたけれども、こんなに簡単な方法で身体が変わっていくのは認めたくない。

でも私も全く同じ意見です。私以外の人がもこもこチューニングを発見していたら、そしてもこもこチューニングを他人の発見として体験していたら、私の過去の20年30年の研究生活修行生活は何だったのかとかなり落ち込むところでした。自分で見つけてよかった。

九州から勉強にこられている理学療法士の方は、一人で過ごす時、着ているものの下にもこもこクッションを上下表裏4個つけて生活しているそうです。

そうすると仰向けに寝ても、うつぶせで肘をついても、何かにもたれても、常に中庸のクッション空気圧が、自らを弾力にあふれる状態に誘ってくれると。

だからご自分の仕事のリハビリという分野でも、もこもこでかなりのことはできそうに感じられています。しかし、世間の人は「いかにもそれっぽい」「最新の」「特別な」ものばかり受けたがるので、はてさてすぐには受け入れてもらえなさそうだ、という意味合いの感想を送ってくださいました。でも、時間がかかっても広げましょう！

過去の精神的な打撲が原因で、身体の硬直を生んでしまうような方も、もこもこで和らげていくと、それ相応に硬直が解け少し楽な方に戻ることができた、という実例もありました。

もこもこチューニング。例えば壁にもたれてこんなことができますというのを数十秒の見本を見せると、その後10分20分、それぞれの方がそれぞれのアイディアで延々お一人でやれてしまっています。

家族にもできる、自分にもできる。

皮膚はとても賢いです。その力を借りて少しでも楽で軽い毎日をお過ごしください。


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講座と整体の12月のスケジュールカレンダーができましたので、参考にしてください。

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▼スケジュールはこちらから
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【 毎年恒例お正月整体セミナー来年も！ 】

お正月1月3日4日に、もこもこチューニング基本形と、応用。点で押さえる「つなげる整体」までを練習する二日間セミナーを行います。

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「生活整体」と「和の体育」研究家
触覚の体育・進化体操

津田啓史 拝

もこもこチューニングを体感できる講座・講習会のご案内

定期クラス90分　2,000円

ほぼ、「もこもこチューニング」だけで終わります。時間があればマイクストレッチを少し足します。

定期クラス180分　3,000円

「もこもこチューニング」をやった後、残りの時間で一人でできるマイクロストレッチ。さらに時間の余裕があれば進化体操まで進みます。

整体総合基礎講座一日5時間　10,000円

定期クラス180分をベースにして、さらに多様なもこもこチューニング、とろける整体の実習まで進みます。

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