2020年の講座日程について

視野制限で、潜在能力が表面に出てくるという現象を見つけたのが7月の16日。4か月たっても全く色あせず、どこの講習会場でも初めて体験される方々は何種類もの実験的ワークに片っ端からびっくりされるのが楽しい。

先輩受講生が「かつての自分の姿」をにこにこニヤニヤと見守られています。

この4か月の歩みとしては、当初の予想とは反して「どんな状況でも効果を発揮するメガネの開発」の方には「向かいません」でした。

その代わりに、メガネを使うことで容易になる【本当は難しい身体操作の数々】と出会うほどに、「メガネを使わないで、同じ効果や近い効果を引き出すにはどうしたらいいか」というのがテーマになりました。この2カ月ほどは、しり上がりに研究に注力していく流れとして今に至ります。

なので、初期に比べるとメガネをかける時間そのものは短くなっていますが、無くなることはありません。

昨日は久しぶりに早い時間から自宅にいたので、愛犬の夜の散歩をメガネをつけて行きました(サングラスタイプではなく、透明な夜間でも暗くないタイプ)。

掛けたり外したりして体感の違いを比較しながら歩きましたが、端的に言えば「愛犬への集中する度合い」が全く違うことに出会いました。引き綱を通しての犬の動き、速さ、強さを感じ取る度合い、それらを総合した情報量がまったく違うのです。メガネをかけずに「集中しよう」としても得られない質感で大量に情報が入ってきます。

過去も視野制限メガネをかけて散歩しましたが、その時は自分の身体の違いばかりを見ていて、愛犬へは意識が薄かったのですね。良い変化が出ていても、それを感じ取れていなければ無かったことになってしまいます。怖い話です。

今日はお休みだったので、メガネをかけて洗濯物を干しました。やはり集中力が違いますし、具体的には比較できないのですが、いつもやらない干し方、物干しざおの方に通すとか、そういうものが出てきました。

この情報量の差、集中密度の差を知ると、今までの自分の何事かへの努力というものが薄く、平べったいことを痛感せざるを得ません。この集中密度で何かに取り組めれば、三か月後半年後は全然別物になるだろうなと感じました。

そして決して事前にそういう計画を立てて実行したわけでなく、結果としてこの一か月ほどは90分講座180分講座、一日講座の「進化体操と和の体育」のメガネも入れ込んでの基本プログラムをせっせと作る流れになっていました。

視野を制限して大事なことに集中できる感性を養う方法に取り組んでいたら、結果的に一番大事な基本になる中身をまとめていくという作業に取り組んでいたということです。(今まで内容があまりにも多岐にわたり、毎週のように新しく実験したいことがでてきたので、基本になるプログラムにはなかなか手がつかなかったり、途中で放り出したりが続いていました)

そんな流れで、進化体操と和の体育のベーシックな進行プログラムが大筋できあがってきました。

出来上がってくると意外なことに、その基本プログラムの中の個別のワークのブレンド比率を変えれば「スポーツのための身体」「武術のための身体」「施術のための手をつくる」「常識の反対にある柔軟法」「表現のための身体」「疲れないで整う、つなげる筋トレ」「介護を変える和の体育」などの「テーマ別講習会」を無理なく企画できるようになっていることに気づきました。

意図してそちらへ進めたのではなく、流れで進めたことが、ちゃんと芯になっているような展開に導かれたということのようです。

こちらの伝えたいことはちゃんと整理して伝えながら、みなさんが学びたいことを深めていける講座を目指します。

【整体総合基礎講座予告】

そんな流れを受けて整体総合基礎講座(三か月×4期)は、二部構成になります。

一部は今までどおり整体総合基礎講座で、こちらは過去20年の研究を通じて得たものの体系を、一年かけて伝えていこうという内容です。一般的な講座講習です。

二部は、いろいろな希望目的で参加されているみなさんが、もっとも身につけたいレベルアップしたいとされているものに直結する練習を密度濃く練習していこうという講座です。その練習方法そのものがわが社の(笑)秘伝というようなノウハウです。

基本一部二部とおしての募集になりますが、都合事情でどうしても1部のみ、2部のみという方は個別に相談承ります。

近日中に下記サイトより募集開始します。
http://shinka-method.com/

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【和の体育と進化体操 直近の講座】

それぞれの講座スケジュールと詳細は、下記のページにまとめてアップされています。↓↓
https://shinka-method.com/schedule/