間違えていました インフルエンザの認識

【間違えていました インフルエンザの認識】

冬場にインフルエンザが流行るように、新型コロナもおそらくは冬場にまた再感染拡大するだろう、ということを念頭に置いて冬までを過ごそうということを書いておりましたが、前提に間違いがありました。

季節性インフルエンザなんていいますからね。冬のものだという思いこみですね。この「冬場にインフルエンザが流行る」というのは実は、欧米や日本などの温帯にある先進国のお話しだったのです。

熱帯や亜熱帯にあるベトナムやタイ、カンボジア、フィリピンやミャンマーなどは雨期に流行ります。だいたい5月から11月です。年中暑い地域ですが、雨期の時期は少しだけ気温は下がるそうです。流行のピークは7月から9月です。

なので日本でも沖縄は夏に流行があることもあるそうです。ちなみに、赤道直下のマレーシアとかシンガポールなどは年中散発的に感染が起こるそうです。

季節性インフルエンザなんていう言い方があるので、全世界共通のルールのような思い込みをしていましたが、常夏の国もあるわけで、ただのローカルルールだったんですね。失礼しました。

とはいっても、寒い時・所と暑い時・所とどちらが感染者数が多いかというと圧倒的に寒い方です。ということで日本において「冬場にインフルエンザが流行る」という認識自体は間違えではなかったですが、冬場しか流行らない、夏はどこに行ったんだというのは間違いで少数ながら夏場にもいるわけですし、国によっては少人数が年間を通じて感染しているという状況なのです。

しかしながら、やはり高温多湿になると飛沫が飛びにくくなります。これは実験としてデータがあるそうです。乾燥低温の方が飛沫は飛びやすく、高温による多湿だと飛沫が飛びにくい。だから暑い地域の感染の多くは接触感染だと考えられ、寒い時期の感染は接触感染と飛沫感染の両方になるので、感染者数が膨大になるのだと推察されます。

そういうことで、閉め切って暖房をかける必要のない今からの時期は、大いに換気をすることで、手をちゃんと洗ってマスク類をつけていれば、大幅に感染可能性が下げられるだろうという前提で、講座も復活させていきたいと思います。

 

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津田啓史 拝