生活づくりの『しんぎたい』の『たい』2

皮下チューニングから身体を考える【生活づくりの『しんぎたい』の『たい』2】

皮下チューニングだろうとくらげ体操だろうと、身につけるためには練習が必要で成果を上げるには習慣化が必須。ということで、習慣化の話が続きます。

金曜は記事のタイトルが「しんぎたい」なのに「しんぎかね」までしかたどりつかなかったですね。その続きです。

生活づくりの『しんぎたい』の『たい』

最初に申し上げておくと、今回もほぼ「金」の話で終わります(謝)

週間喫煙本数71本、その週の一日平均喫煙本数10本という「自分の実力・現状」のデータが取れました、というような話の続きです。しんぎたいの「たい」は最初は「お金かな?」つまり「身・技・金」という展開で習慣化するのがいいのかな、露骨だなというような解説の続きです。

「週平均喫煙本数10.1本、総喫煙数71本」という数字が取れたわけですが、一方で毎朝のランニングの「町内一周ちょうど15分」という数字を眺め続けてきた自分にはきわめて相性がいいのですね。15分ならもう歩くのに毛が生えたぐらいの早さで行けるからしんどくない、嫌気がささない、続くというようなデータなわけです。一日10本、週に70本ならさほどイライラすることもなく、減らした本数を維持できるんだということが肌でわかります。

だったら一日単位で減らそうなんて急がないで、「一週間単位で減れせばいいじゃん」というプランにすることにしました。と書きましたが、実際はすでに一週間単位での減量に成功した行動があったので、それを継続しただけです。プランして実行して成功ではなくて、始まって続いたことをチェックして、有益なものが続くように公式プログラムに昇格したというような感じです。

偶然出た数字の週71本でしたが、公式になった翌週は84本と増えました。このあたりから無理なく減らすための小さな試行錯誤が加わっていきますね。たばこのお尻に1~10の番号を振って何本目かを明示したり、何時に何本目ならその日の目標できるかを整理するとかです。これって毎朝のランニングで2分で角を曲がるとか4分で造り酒屋の横を通るとか、6分で郵便局を通り過ぎるとか、ランニングのノウハウのそのままスライドです。

たばこ3週目は58本、4週目は55本、5週目54本、6週目50本で現在7週目です。1日7本以下のペースです。たばこは20本入りですから、これだと3日に1箱です。なので、たばこを買わなかった二日間はたばこ代がまるまる450円貯金されます。指定席座ったつもり貯金と合わせるとほぼ千円です。

こうやってお金がたまればたまるほど、いろいろな「やったつもりで貯金」「今までとパターンを変えて浮いたお金を貯金」というのが促進してきました。それ以前からのものと合わせると、そろそろ総額4万円を超えます。びっくりです。

でもパラグライダーで、自前の機材をそろえて全国どこのパラグライダー場でも自由に飛べるようになるまで100万円はかかりそうです。(げっ)一か月に1万円で100カ月かかります。8年です。スクールに入学してから、自由自在にどこでも飛べるようになるまで、順に体験を積んで試験を受けて2~3年ぐらいかかると書いてありました。免許?取るまでプラス2年です。70歳で大空へデビューということになります。

ちょっと遅いような気がします。寿命が来るかもしれないし、大災害が来るかもしれない。こうなるともっと早くに実現したくなります。

 

ヘタレ脱出 習慣化の技術研究家

津田啓史