最弱にすると景色が変わる

新大阪健康道場は、大阪府の外出自粛要請を受けて基本的に年内は休業いたします 。

新規陽性者数のグラフが明らかに下がってきて、かつ大阪府の重症者病棟がひっ迫していないことの二つを見て、途中で解除する可能性があります。

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「最弱にすると景色が変わる」

「最弱にすると景色が変わるぞ!」の気づきがあった時点では、自分で作った「テスト」に、今までよりも幅広い発想で現状認識や対策を書き連ねている途中でした。

その作業の最中に浮かんだのが、その「強くするばかりでなく、最弱の方向にもトレーニングしてこそもっとも力の出せる最強の身体の使い方に出会える」というマイクロストレッチで体感した方向性だったのです。

それで、今までの「これでもかこれでもかとガンガン対策を打っていく」イメージをいったんわきにおいて、最弱でもう一つしかできない、まったくやりきる体力も気力も残っていない、というような状態だったら何をするか、ということをイメージしてみたのです。

ここにも嘘があります。気づきがあってイメージしたという書き方も「もっともらしく、わかりやすく、モチベーションは上がるけれども、実際にはあまり使えないビジネス書」のような書き方です。

実際には、

「え、ええ、ほんま?それがほんまやったら俺の人生の今までのプランニングってほぼ無駄やん、え、え、嫌やん、でも身体を通してマイクロストレッチやった後の方が、筋トレめちゃめちゃ楽やん、認めなしゃあないんちゃん、わ、わ、なんかそんな気がしてきた、どへっ」

あえて言葉にするとそんな感じでしょうか。

そうやって混乱しつつ、ふっと転換した感覚で意識で手探りをしていました。そうすると今まで考えていた「俺がやる、俺がやる、ガンガンやる」という「松岡修造方式」とでもいうのでしょうか、「できるー、できるー、君ならできる―♪」のとは全く違うかつて思い浮かべたことのない景色が浮かんできました。

うまくイメージを表現できませんが、あたかも病院で寝て、出歩くこともできないながら、なぜか目標を達成していくというような表現がそこそこ近いと思います。

寝たきりの津田が大成功しているという、一見矛盾した前提から浮かんできたイメージというものは、、、
(つづく)

 

生活整体研究家

津田啓史 拝