免疫がちゃんと働く鼻呼吸につながる決定的に大事な舌の位置
【免疫がちゃんと働く鼻呼吸につながる決定的に大事な舌の位置】
さてコロナ免疫などにまつわる話で、前々から書こうとしながら他のこと書いてしまってなかなか機会がなかった舌の話です。
免疫が十全に働くには鼻呼吸をする、口呼吸をやめるということが必須不可欠です。鼻という免疫の正規ルートを通らず、口の中に直接外気を吸い込むことは大幅な免疫的損失です。だけど鼻が詰まっている人はできないから、「鼻うがい」をやりましょうという呼びかけがセットになります。
そして、ただ口を閉じるだけでなく、その時の舌の位置というのが大事ですよ、というのが今日のお話しです。そしてその舌の位置というのは、肩こりやら頭痛やらを起こす首肩の緊張(こり)を取るということとも直結するので、コロナ対策というだけでなく、整体(整った快適なからだ)度合いを高めるためにもとても重要なことがあります。
舌の正位置というのは、口の中のドームの天井に着いていることが大事です。上の歯の裏でももう低すぎて、下の歯の裏なんていうのはもう落第です。舌が落ちると表現しますが、そうなると舌の重さで口が開きやすくなります。だからよくないのですがそれだけではありません。
二カ月前に行きつけの「できるだけ抜かない」「削るとしても超最低限」「不自然な金属を詰めるのをできるだけ避ける」行きつけの歯医者さんに久しぶりに行きました。そこであらためて「口腔の体操 あいうべたいそう」を復習してもらいました。私はかなり気を付けて舌をうわあご(口腔のドームの天井)につけているから文句はないだろうと思っていたのです。
すると、顔なじみの衛生士さんが「舌が真上を通り越して後ろまでいっている、結果舌先しかついて無いですね」と眼光鋭くぴしりと指摘されたのです。さすがプロ!気づかなかった。
それで、舌というのを上あごに当てるときに、「タン!」と鳴らす時のように「べったり」とつけるのだと指導されました。はい。申し訳ありません。今までのメルマガなどに私の記述した舌の位置に、そこまで強調したものはありませんでした。ここに訂正というか補足します。舌は上あごに広い面積でべったりとつくのが正位置です。
そして決定的なことを指導いただきました。
舌先だけを上あごにつけている舌の形状のまま、口をあけて呼吸をすると口呼吸ができてしまうのです。そして、指導された「舌をべったりと上あごに広面積つける方式」にすると、舌の根が口の奥のどの入り口をふさぐので「口呼吸をしようとしてもできない!!!!!!」のです。
わーっと感動。確かに口呼吸ができたりできなかったりします。つまり寝ている時でも起きている時でも無意識に口が開いてしまっても、口が正位置にあると舌がふたをするので口呼吸ができないように人間の身体はできていたのです。
私はときおりいびきをかくらしい。家人に指摘されることがあります。いびきというのは、本来正しい位置に舌が来たら舌の根がふさいで空気が通れない隙間が、舌が下がり、口が開くことでのどの狭い隙間に空気が入り込んで起こる音色の悪い笛みたいなものだったのです。
夜寝ているときに口呼吸になってしまわないように、ソフトな絆創膏を口に貼って寝ています。だからいびきは今かきません。ですが、絆創膏を貼ったって、舌が下がっていたら唇に小さな隙間ぐらいは空きます。そうするとテープを貼っていても口呼吸にならないとも言えません。
ということは、舌が正位置に上がるということが寝ている間さえ重要だということになります。ではその舌をどういうふうにトレーニングしたらいいかということもその時習いました。その内容は次回。
ちなみに、明日がその歯医者さんに定期健診的に行く日なのです。JR吹田駅前のバイオデンタルクリニックさんです。
本日紹介の動画は、舌の位置を下げると首がカチカチになるということから、舌の位置というのは整体をやるものにとっても非常に重要だったということをお話ししています。舌と口のトレーニング「あいうべ体操」関連のリンクも下に貼っておきますので参考に見てください。
【動画】あなたの免疫の仕組みを働かすには脱・口呼吸、鼻呼吸が必須 裏で支えているのが舌の位置(1)
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感染の水際対策「百分の一作戦」
●換気してウイルスを薄める
●最終的に眼鼻口の粘膜にウイルスが付着しないようにする
そして、そこをすり抜けて侵入してきたウイルスに対しては、
鼻からのどにある守衛室と免疫警備員さんたちに活躍してもらうために、質のいい鼻呼吸で免疫機能を十全に働かせる
●鼻うがい
【動画】花粉症軽減も。鼻うがいの実演
●あいうべ体操など舌の活性化
【動画】インフルエンザを止めたあいうべ体操
●口にテープを貼って鼻呼吸で睡眠
関連動画まだなし
というあたりを参考にしてください。まだご覧になっていない方はどうぞ。
生活整体研究家
津田啓史 拝