東北地震について
新大阪健康道場は、大阪府の緊急事態宣言を受けて、現在休業中です。
来週ぐらいから、全面的でなくても再開していきたいと思っていますが、地震などがあったので、ちょっとあいまいになってきました。
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「東北地震について」
一昨日の震度6強の地震で、私も理事になっている「災害救援レスキューアシスト」では代表の中島が即応して、昨日には被災地の状況確認をしています。
倒壊家屋はないものの、屋根の被害はかなり目立つらしく、広域にまた屋根の応急補修ボランティア活動が続くのかなということを予測しています。
まだ応援する地域などはこれからです。
●ところが、和歌山も
ということで、現地入りした代表の後方支援的情報収集などを少しだけでもやりかけていた昨日の月曜日。私の住む和歌山県北部、和歌山市を震源とする震度4の地震がありました。
後に発表された震源地まで直線で数百メートル(だったらしい)でしたので、かなり強烈に「ドシン」と来ました。時間も短く揺れも小さかったので、棚から物が落ちるまでもなく済みました。
ただ気持ち悪いのがそのあとです。体感できるだけでも5~6回、気象庁によると震度1以上の有感地震が11回ほど余震があったらしいです。
それで、今日の午後から夕方までを費やして、備蓄食料、避難時携行品を買い足しに行き、車に積んでも大丈夫なものは車に積み、そうでないものは玄関の小さな物置スペースに置きました。
まずは自宅から、避難所になる海抜10メートルを超える高台の大学とグラウンドまで車で移動してみました。途中の道は割と広くて電柱も少ない。(電柱が倒れると車で移動ができない)避難所の学校やグラウンドの入り口が閉じていても、その手前のたぶん私有地でしょうけど、整地された土地も見つけて車で移動してもたぶん大丈夫だろう、停めるところもありそうだということを確認しました。
元気ですけども、少し足腰が万全でない88歳の義父と同居です。よく避難は徒歩でといいますが、ケースバイケースだと思います。津田はやばいと思ったら、ご近所が動いてなくても、玄関の備蓄品を一気に車に積み込んですぐに避難してしまうつもりです。
すぐに動けば渋滞の心配はまったくない短距離です。家内に運転してもらって、自転車で追いかけようかなと思っています。あとあとを考えると自転車一台あれば便利です。
●用意したもの
電池は単三単四それぞれ4つパックを10パック。40個ずつですね。懐中電灯複数個に卓置きのランタン。とにかく明かりがないと不安になります。電池があればなんとかなります。
実はいつもリュックに入れている懐中電灯を出したら、なんと液漏れで付かず。電池を入れ替えたら直りました。なので持ち出し品の方はわざと新品のパッケージのまま置いています。
カップラーメンなど20個ぐらいかな。缶詰の食品とサトウのご飯みたいなやつ。お湯で作れる味噌汁。大鍋小鍋にカセットコンロに予備のカセットが8つぐらい。水は2リットル6本入りが4箱。後でポリタンクで10リットルの水道水を二つ追加予定。
電池式の携帯充電ができるやつも、用意しています。あとは使い捨てのコップや食器にサランラップ。ゴミ袋、レジ袋に、あとは黒いビニールの汚物用。
後、ガソリンの備蓄が20リットル。
ざくっとそれぐらいそろえました。
今はスマホが手元にある時がほとんどなので、とりあえず懐中電灯にはなりますから、それで明かりを取れば、夜中の地震でもなんとかなるかなと思っています。
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南海トラフ巨大地震というのは、必ず起こることが分かっている地震です。およそ百年前後の周期で起こっています。88歳の義父が若い時に、一度起こっています。確か太平洋戦争の末期。だから昭和19年とか20年とかその辺ですね。
だから前回の地震が起こってから75~76年かな。なので今起こるかといえば過去の周期からいって少し早いかもしれません。だけどこの後1年ごとに確率が確実に高まります。
今日は、東北地震が起こって、自分のところも直下で地震があったので、これを機会に必要そうなものは最低限そろえて、避難場所も確認に行ったとそういうことです。
ただいろんなことがリアルになりました。いろいろと用意していましたが、家の中で分散していました。一か所に置いてないと絶対に漏れが出ます。そのあたりが少し改善しました。
でもリアルに考えるといくらでもイレギュラーなことがあるでしょうね。昼間出かけていたらどうするとか、柴犬を飼っていますがどうするとかですね。
備蓄品を買い集めてから夕方一気に書いていますので、ややまとまりがなかったかもしれません。とにかく一度リアルに、今地震が起こって、ライフライン、水も電気もガスも止まる。下手すると携帯基地局も止まって情報が無くなるということを想定してみて、必要なものをそろえてください。
用意したら安心なのではないですよ。用意を始めたら、はじめていろいろと足りないものが分かります。だからぜひ用意してみてください。そうやって事前に少し心配になっておくと、いざ起こった時に「まさか」にならないで、少しだけ動き出しが早くなると思います。
今なら我が家はライトをつけてとにかく玄関に行き、積めるだけ車に備蓄品を積む、という「いざというときにやればいいこと」が明確になっています。
その分だけ動き出しが早くなります。その動き出しの早さが被害を減らします。生命を救います。
阪神大震災の時、何も用意がありませんでした。ろうそくだけがたまたまあったので、ろうそくの明かりで夜が明けるのを待つだけでした。(幸い電気が早くついたので良かったのですが)
用意をしていたら、もっと早く動き出せたと思います。
命あっての整体だから
まず防災を呼びかける
生活整体研究家
津田啓史