人は練習して能力を積み上げる生き物

新大阪健康道場は、3月から以前のスケジュールに戻しますが、東京名古屋松山などは新規陽性者数の推移を見ながら進めていきます。企画しても開催できないこともありますことをご容赦ください。

***************************************************

「人は練習して能力を積み上げる生き物」

人は無意識に情報を追いかける生き物だよなーということを書いてきています。

だとすれば「いい波長」「望ましい波長」をできるだけ追いかけるような設定が標準装備されていることが望ましいよなということになります。

でもここが人間のややこしいところで、「感じよう感じよう」とすればするほどノイズが入り、思い込みがじゃましてうまくいきません。「無心になろう、なろう」とするほど、その「無心になろう」がじゃまをするのですね。

野口晴哉先生の整体観を津田なりに追いかけて組み立てている「和の体育」の切り口というものの一つが「もともと人間がそういうふうにできているという仕組みに沿いましょう」というものがあります。

その「もともとそうなっている」の一つに「意志よりも無意識の方がはるかに大きい」ということを述べてきました。

ただ、それだけでない人間の特性の方も押さえておきたいと思います。

人間というのは、あらゆる生物とは違い

「練習やトレーニングによって飛躍的に個体の能力を上げる能力を備えている」

ということです。たとえばランニング。

中年太りで運動不足のおじさん、おばさんだったら、ものの数百メートル走っただけで息が切れて足がもつれるという人だってざらにいそうです。

ところが、陸上選手になると、大学生なら箱根駅伝で一人20キロ疾走しています。マラソン選手になると40キロを2時間少々で走れます。

トライアスロンなんてものもあります。さらに好きな人になると「サロマ湖100キロマラソン」なんていうのがあり、時間制限32時間という「小江戸大江戸200キロ」というような信じられないウルトラマラソンまであるらしい。

走ると言えば馬ですが、走る性能はすごそうですが、ものの20キロも走るともうだめらしい。そう考えると「小江戸大江戸200キロマラソン」に至っては馬の10倍走っていることになります。

つまり持久力という視点では、一般人は馬にはまったくかなわないけれど、トレーニングを積んだ人間は、すくなくともその走り抜ける距離という意味では人間は馬を上回る能力を手にすることもできるということです。

明日は一度災害のお話にそれまして、水曜日あたりからこの「人は練習して能力を上げていける生き物である」ということを書いていきたいと思います。

・・・・・・・・・・・・・・・・

【マイクロストレッチ 定期クラス】

意志に頼らずに反射を使った方がいいですよ、ということを前回書きました。つまり、意志に頼らないからこぞ、継続することも容易になるとも言えます。

「がんばって続けるんだ」という枠組みを手放すからこそ、「がんばらないのに続いてしまったぞ」という自分で出会えるとも言えませんか。

それに成功したのがマイクロストレッチです。進化体操もとろける整体も、身につけたい人もまずは、マイクロストレッチから始めるのが回り道のようで一番近道です。

マイクロストレッチ中心に講習
大阪定期クラス 再開します

●火曜日13時半から16時半(180分)
●土曜日13時半~15時(90分)
    17時半~20時半(180分)

>>お申込み・お問い合わせはこちら<<

 

もともとそうなっていたに戻ること、もともとそうなっていたように使うこと。
それも整体の目指すものです。

生活整体研究家

津田啓史