どうぞ自衛してください

【どうぞ自衛してください】

コロナ最前線のお医者さんのTwitterを見る限りでは、感染したとしてもまともな医療が受けられる状況はどんどん先細りしているのは、間違いありません。

過去の動きを見る限り、今年のお正月のように帰省もストップ、飲食店も休み、会社にも行かないみたいな時期を挟むと、その後急激に感染者数が下がることはありますが、そういうものがないといきなり急激に下がっていくというのはありませんでした。

昨日(12日)、熱海の土石流災害の報告会議がZoom会議であって、それを視聴していたら、熱海に駐在して活動している支援団体の人が

「どこのホテルも若者でいっぱい。とても違和感があります」

と言われていました。お正月の時期のような急激なストップ効果はほぼなさそうです。ということは、やや鈍化しても今月いっぱいぐらいは上りきったところで横ばいか、緩やかな減少が始まってくればラッキーぐらいだと予想しています。

最近私の書いているものを読まれている方は、どちらかというとコロナに対して最大限の警戒をする方向のことばかり書いているという印象を受けられると思います。(コロナはただの風邪論者の逆)

でも、私のもともとの立ち位置は、どうすれば感染することができるのかということを徹底的に明らかにして、そこだけをよってたかって避けるようにして、できる限り社会生活は維持する方向という政策をとって欲しいという考えでした。

それが、いつまでたっても密を避けるとか、うがい手洗いだとか一年前と変わらないことしかアナウンスされないことに絶望して、期待するのをやめて「こうなったら、推定危険なものとして扱わざるを得ないじゃないか」という立ち位置に変更してしまったということです。

ワクチンに関しても、比較的接種推進の側の意見を書くことが多いです。一つには先行している海外で悲惨な結果になっていない以上は、推定比較的安全だろう、ほかにまともな対策がない以上、全体としての被害を軽減できそうな政策は支持せざるを得ないというところです。

これまた暴言の本音を付け加えておくと、私自身この20年30年ほぼ医者にかかることなく、ほぼ薬を飲むこともなく自力で何事も乗り換えるような整体的生活を歩んできました。(単に運がよかっただけかもしれませんね)

それは世の中の大半の方とは全く違っていると思います。一般の方は何かあれば病院に行くのが当たり前で、出されれば薬を飲むのも当たり前でしょう。高齢者で複数の病院にかかっていれば、小皿にいっぱい分くらいの薬を飲まざるを得ないような生活をしている方だって少なくなさそうです。

それだけ普段から不自然なもの(薬物)を大量に摂取してるんだから、今更ワクチンの一つや二つ追加したって大勢に影響はなかろう、それがプラスに出れば大儲けだ、くらいのことを本音のところでは思っておりました。(本当にお薬が必要な方、ごめんなさい。そういうのまで否定しているわけではありませんので)

「若い人は無症状や軽症だから大丈夫」とよく聞きます。これに関してコロナ対応されているお医者さんのTwitterではけっこう誤解ですという投稿がありました。

多くの場合「PCR検査を受けた時点では無症状や軽症」で、無症状だった人もその後結構な割合で症状は出る、ということを書かれていました。

大分県の調査では40代と50代の感染者のうち、10人に一人が、20代の感染者の25人に一人が中等症のⅡまで悪化したそうです。中等症のⅡというのは酸素投与が必要なレベルです。一般のイメージでは「重症」です。

お医者さんのいう重症というのは、自覚症状が重い・きついではなく「医療措置をしないと死ぬ」というレベルらしいです。

《補足 2021/08/15》
中等症というのは肺炎を起こしている状況です。肺炎だけなら中等症のⅠ。それが酸素投与が必要なレベルに進むと中等症のⅡです。

言い換えれば、肺炎になっていなければ高熱で死ぬ思いをしていても「軽症」ということですね。

ちなみに重症者というのは「人工呼吸器装着または集中治療室に収容」ということで、お医者さんがTwitterで言っていた解説が「医療措置を施さなければ亡くなるのが重症」だそうです。

この大分県の調査は、今年の3月21日から5月19日の1,711人対象のものです。時期的にはデルタ株ではなくアルファ株の時期ですね。デルタ株の方が重症化しやすいと言われていますし、現在のように入院治療が遅れたり受けられない状況になると、さらに重症化しやすくなります。

10人に一人が中等症のⅡということは、軽症と中等症のⅠまで含めると、かなりの割合できつい思いをするようです。

火曜日に、道場に無観客で動画だけを撮影しに久しぶりに行きました。近くの飲み屋さんが「もう限界です。2日から全面営業を復活させます」と看板を出していました。

きっと、本当にこのままならお店がつぶれるというやむにやまれぬ判断だったのだろうと思います。この一年半でもっとも危険性が増大しているときに、そういう判断をするお店が出てきてしまうような空気を作ってしまったことに、オリンピックが無関係だったとは思えません。

あー、大阪の感染者減少は当分先にならざるを得ないなと思わざるを得ませんでした。

生活整体・とろける整体は、こわばった身体を解きほぐしたり、ロスと無理のない運動に転換したり、身体の動きのアンバランスを減らすのにはかなり効果があります。

ですが、感染症に関してはほぼほぼ無力です。対応できません。だから、みなさんそれぞれで自衛していただくしかありません。どうか、ぜひともいっそうお気を付けください。

あと、お仕事とかもろもろで、休もうと思っても休めない方、人と接触せざるを得ない方には、単に脅かすだけの内容になったかもしれません。ごめんなさい。


生活整体研究家
進化体操と和の体育

津田啓史 拝

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