冷えから学ぶ 身体の生活整体 4

【冷えから学ぶ 身体の生活整体 4】


前々回に、ゆっくりとお風呂に入って暖まったあと身体を見ると白いところと赤いところのまだらになる、という温かいところと冷たいところ(血行が良いところと良くないところ)の判別方法を紹介しました

その後、冷えた時に何よりも最優先でお勧めしたいので足湯を紹介しました

その記事を、少し病気をしている友人が読んで興味を示してくれたので、あ、この話を読んでもらった方がいいと、書くつもりで忘れていた話を追加で書きます。

はい、これを書いている本日、私お風呂に入りました。といっても休日の昼間なのでまだ気温も高くけっこう暑かったので、じっくりと入るには至っておりません。

風呂上がりに鏡を見て自分の胴体のどこが白っぽいか、どこが赤っぽいかを見てみました。

そうすると胸の方がピンクになりかけていて、お腹はまだ白いです。胸は血行が良く、お腹の方が血行がいまいちだということが予想されます。

野口整体というのは、例えば足湯は「足の甲がひたる程度のお湯だけに限定する」という具合に、必要最小限の応援で自力を引き出すことを前提にしています。

この私の身体であれば、胸が温まってもお腹はまだ温まっていないということです。応援するべきはお腹だということになります。

足湯とともに野口整体の代表的な温熱療法、温法(おんぽう)に「蒸しタオルで温める」というものがあります。

例えば目が疲れていれば蒸しタオルを目に乗せる。

発熱した時は発熱の中枢である後頭部に蒸しタオルを取り替え取り替え30分40分とじっくりと温めて、発熱中枢を応援してしっかりと熱を出しきることで、熱で免疫を高めるということを全うさせ、結果として熱を下げる、というような使い方が有名です。(ちくま文庫の風邪の効用 野口晴哉著に詳しいです)

さて、風呂上がりの私としてはピンク色の胸はもう温める必要がない。白っぽいお腹こそ応援してやらなくてはいけない対象です。

電子レンジで蒸しタオルをつくりました。

蒸しタオルの水蒸気というものがなんとも親和性が高いので、上半身裸になって寝転がり肌にじかに当てます。

せっかくなので胸と当て比べすることにしました。胸に乗せてみるとすぐに蒸しタオルの温かみを感じます。ふんふんこんな感じね、と蒸しタオルを当てたらこうなるだろうなという予測を裏切らない気持ちよさでした。

お腹のほうに蒸しタオルを移動しました。

「へっ?」

それは予想に反した体感でした。(明日につづく)


生活整体研究家
進化体操と和の体育

津田啓史 拝

《マイクロストレッチ入門動画教材 好評発売中!》

場所を取らない、費用かからない、効果は抜群、疲労回復からプロスポーツ選手まで心からお勧め!

インターネットの動画サイトにつないで、何度でも繰り返し見ることのできるインターネット視聴版と、パソコンなどで見るDVD版の二つがあります。

全編1時間23分
1.ごあいさつ
2.特徴と効果
3.マイクロストレッチを始めよう
4.マイクロストレッチの呼吸
5.注意と応用
6.習慣化の技術
7.ビフォーアフター

☆インターネット視聴版4,000円
☆DVD送料込み5,000円

>>詳細、お申込みはこちらから<<