たぶんまだ能登半島にいるはずなので

有料メルマガは、たぶん今週いっぱいはお休みさせていただくことになると思います。

今日も進化体操の津田啓史ではなくて、「NPO法人・災害救援レスキューアシスト」副代表理事としての津田啓史です。

たぶんまだ現地なので、出発前に用意した「なぜ災害救援を民間がやっているのか」の記事をHPから引用、加筆しました。ぜひお読みください。


■地震・台風・水害 ~災害大国、日本の現状

大きな災害が起きた時、自衛隊や警察・消防に任せればよいという人がいます。

自治体から自衛隊に派遣要請が出て活動を開始した、というニュースも災害直後にはよく聞かれます。

災害派遣された自衛隊や警察や消防の方々は、行方不明者の捜索・人命救助・給水・道路の開通などが任務です。基本的に私有地・個人宅の清掃や泥だし、ずれた瓦屋根の補修、倒れたブロック塀の撤去などは対象外なのです。

では、困っている被災者をだれが助けるのか?

そこは民間同士の善意に頼るしかありません。だから社会福祉協議会(行政ではありません。民間の地域の福祉団体ですが、行政に割と近い位置にいるだけです)がボランティアセンターを立ち上げて、ボランティアに期待をするのです。

しかし、地震や水害の被災地は人力・スコップ・ぞうきんだけで太刀打ちできるような現場ばかりとは限りません。実際にマンパワーだけではどうにもならない災害が増えているのです。

築年数が長い日本家屋が多い地域が地震や台風で被害を受けると、多くの家屋の屋根瓦が崩れ、壁やブロック塀が倒れてしまいます。そして雨漏りのする屋根になってしまいます。

屋根の修理が半年から1年待ち、もしくはそれ以上ということもまったく珍しくありません。

なぜなら、大きな地震や台風では一度に数百戸から千戸を超える被害が発生するからです。

雨漏りは、応急修理をしないとカビが広がり天井が腐ってしまうため、住める家が住めない家になってしまいます。

また土石流や水害の被害では、岩が転がっていたり、庭に50センチ以上も土砂が堆積していたり、家屋が全壊して危険なため貴重品が取り出せなかったり、流木が家に引っかかったり、流されてきた車が玄関に張り付いて入れないというような状況が珍しくないのが昨今の水害現場です。


■激甚化・深刻化する災害 ~復旧は技術の総合力で

チェーンソーで流木を切り、重機を使って運び出す。(今回の能登半島地震でも、知り合いが重機や動力機械を持ち込んで、道路に倒れた電柱を切り、土砂が流れ込んだトンネルを開通させています。)

また、大量の土砂をどけたり車を移動させたりする。壊れた屋根瓦を並び替え、次の修理の時期を考えながらブルーシートで屋根を覆う。

私たちの支援活動は、動力系、重機系、建築系など専門技術を持つ経験豊富なボランティアと信頼でつながり、連携を取りながら活動を行なっています。長期に渡り現地に張り付き、個々のお宅の事情をくみ取って活動したりコーディネートしていくような活動です。

たとえば屋根に上っての作業は本来一般ボランティアがやるべき作業ではありません。危険が大きいのです。

ですが、多発する災害で建築業者が不足し、軽微な被害のお住まいでも修理が1年待ち2年待ちと言われるような状況です。修理を待つ間に、住めたはずの家が雨漏り被害で腐り、住めない家になってしまうのです。

危険な屋根上作業が安全に行われるように、レスキューアシストでは技術系ボランティアとともに、安全な作業の手順や道具や施工方法などを開発し、少しでも安全性が高くまた耐久性の高い応急補修作業や研究開発を続けています。


■支援金のお願い

技術的なことだけではなく隠れた被災者を掘り起こし、より一層寄り添った支援も心がけています。

特に自分では壊れた家をどうにもできない高齢者や病気を患っている方など、災害弱者の方を見落とさないように、地元の社会福祉協議会と連携を取りながら長期間活動を行ないます。

重機や機械を使った支援や、屋根上の安全な活動のための道具や資材、そして長期間活動するための拠点や生活、交通費など、どうしても助成金だけではなんともならないことがたくさんあります。

みなさまからお預かりする支援金は、より質の高い活動を長期間安全に無理なく続けていくために活用させていただきます。被災された方への救援活動の経費とともに、様々な経費にも使わせていただきますので、ご了解ください。

今回の地震でも、活動地域の数か所の避難所の人数と「何が欲しいか」という必要な物品リストが届き、5日夜の段階で「リクエストのあったものを新大阪で買い出し」して、出発した(はずです)。



もしもなんらかの現地の応援をしたいとお考えの方は、よかったらうちの団体の応援も候補に入れてください。


▼ ゆうちょ間の送金の場合

口座名義:特定非営利活動法人 災害救援レスキューアシスト
フリガナ:トクテイヒエイリカツドウホウジンサイガイキュウエンレスキューアシスト
記 号 :14060
番 号 :32645931


▼ そのほか金融機関からの送金の場合

口座名義:特定非営利活動法人 災害救援レスキューアシスト
フリガナ:トクテイヒエイリカツドウホウジンサイガイキュウエンレスキューアシスト
銀行名 :ゆうちょ銀行
店  名:四〇八(ヨンゼロハチ)
店  番:408
口座番号:(普通)3264593

Bトレと進化体操 一日講座

新大阪健康道場 10時半~16時半

1月28日(日)
1月29日(月)
2月25日(日)
2月26日(月)

新大阪健康道場
https://shinka-method.com/access/

横浜 12時半〜17時半 

1月14日(日)
2月18日(日)

会場は個別にお知らせします

東京(府中) 10時半〜16時半

1月15日(月)
2月19日(月)

ジャパニーズロッキージム
https://j-rocky.com/

愛知(愛西)10時〜16時

1月21日(日)

愛媛(松山)10時〜16時

2月3日(土)

山口(新山口)10時〜16時

4月頃を予定

福岡(小倉)10時〜16時(予定)

未定になりました

福岡(糸島)10時〜16時

2月4日(日)



以下のフォームより、参加ご希望の講座・地域・日程をお知らせください。

和の体育提唱
整体トレーニングコーチ
津田啓史 拝