成功する確率を上げるたった一つのこと

【成功する確率を上げるたった一つのこと】

うかつにもメモを忘れたために、引用先を表示できないことをお詫びします。

メンタリストDaiGoさんのyoutubeで「成功できる人とできない人の圧倒的な違い」を解説されていました。その時紹介されていた手法を使って、さっそくあなたの成功確率はどうか調べてみましょう。

 

「あなたの目の前にいる人が何かを考えています。いったい何を考えているでしょうか?」

 

「・・・・・・・」

 

はい。あなたの答えは何ですか?

この設問であなたの答えが何であっても構わないのです。ただ一つ、それが「どれぐらい先のことを考えているか」という一点の判定です。今すぐ何をしようと考えていれば最短、一月後、一年後と先のことを考えている人ほど成功確率が高まるということがどっかの大学の研究でわかりました!というような内容でした。

四月に長期休業に入ったときに、最初の方でやったのが「遺書」と「家族へのありがとう動画」の撮影でした。(両方ともいまだ完成していません)

その当時は、発症して入院したら、家族とも一切会えず、葬儀もできず、骨になってから家族と対面なんてことが報道されていました。それはまずい。仕事上いろんなところと契約して(メルマガやWEBや動画をお手伝いいただいている人、メルマガの配信会社とかクラウドサービスとかいろいろ)、それぞれのパスワードとかもあるし、これ、今私が逝ってしまったら後の家族めちゃめちゃ迷惑やん、ということでそれらの整理を始めました。(終わっていません)

つまり、メンタリストDaiGoさん紹介の説が正しいとすると、私の人生の最後というのは死ぬときですから、そこを設定してあらゆることを考えることがもっとも成功する確率を上げる方法じゃないかと喜んだわけです。

ところが一つ問題があります。いつ死ぬかわからないということです。確率的には今日中に最期を迎える可能性もあれば、30年たってもぴんぴんしている可能性もあります。40年ぐらいの設定だとほぼ可能性が消えるかな、100歳なので。

いつ死ぬかわからないということを前提にきっちり置くと、私の場合は、何か偉業を達成するという目標を立てると未達で終わる可能性が高くなるなと考えます。東京オリンピックで金メダルを取ることを人生の目標にしていた人は、オリンピックが中止になれば、どんなに努力していようと達成できません。

オリンピックを目指されていた方々の心痛を察するにいたたまれないものがあります。老い先短い(今まで生きてきた時間に比べれば)だろう私個人には、そういう報われない可能性のある目標達成を余生の目標に置くことは得策ではありません。

結果として「やっておきたいことを並列に実行し、一日たったら少なくとも一日分は積み立てできた」というような方式がよろしかろうということになりました。

さらに考えを進めると、私個人の死をもって終わりにならないようにすることがもっともよかろうということになりました。私が津田家と山田家の一族から受け継いだ先天的な遺伝子は、一人の息子と二人の娘にすでに受け継がれております。すると、私が後天的に人生を費やしてきたものが次世代にうまくバトンタッチできればいい。

「和の体育 進化体操ととろける整体」が死後も誰かのお役に立ち、50年後、100年後の私が存在しない日本で「くらげ体操を毎日やって、とっても快適!」という人がたくさんいる状態が作れればいいな、と思うに至りました。

ということで、これからも文章にしたものをせっせと書き残し、できうる限りテキスト化していきます。一般向きの動画も淡々と撮りため、プロ向けの動画も着々と撮りためていきます。それらが一日分進めば、次世代に渡せる可能性のあるものが一日分増えます。中身の質が一日分良くなれば、次世代が受け継ぎたいなと思う確率を一日分上げられます。

動画も撮りためていきますが、スタッフもいるし生活もあるので、何か月後かには特にプロ向きのような内容のものは有料な動画サイトをつくってまとめて置く予定です。(一般向き無料動画も続けていきます)

それで私が死んでしばらくたったら、その有料動画サイトを無料公開するような遺言をしておこうというアイデアも浮かびました。その時点で質のよい次世代に残すべきものがたまっていたら誰かが受け継いでくれるだろうし、しょうもなかったら消える。なので、消えないようなものを残していこうということです。

それで、結果的に死んだあとに質のいいものが大量に整理されて残っている状態になっていることを目指すと、今かかわりのあるみなさんにとっても、結局は毎月毎月いいものが時間とともに着々と手渡せることになるじゃないか、と独り言ちております。

先月、実は整体総合基礎講座の一回分を編集した有料の学習教材が出来上がっています。ただし、一般向け販売ではなく、受講された方の復習用なので希望されても販売できません。なので、2カ月以内に一般販売ができる皮下チューニングやくらげ体操の動画教材を作ります。

過去に書いたものや、これから書くものでテキスト化していく、書籍化していくプランも着手しています。Youtubeよりもずっと高画質で視聴できる動画視聴システムとも契約しました。

そうやって並べてみると、今までもやっておかないといけなかったことが、ただ据え置きになっていただけかと思います。一日生きたら一日分、次世代に恥ずかしくないものを作って残しておく。それが大枠としてできあがったことは、今回のコロナ禍がなければできなかったことなので、そういう意味ではコロナに感謝です。

ということで私が時間を費やし書いた内容を、野口晴哉先生は「全生」の二文字でとっくの昔に提唱されていたのですけどね。