笑顔の研究 1

新大阪健康道場は、大阪府の緊急事態宣言を受けて、現在休業中です。もうそろそろ再開できそうだというので、心身の準備をしているところです。

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「笑顔の研究 1」

休業中の新大阪健康道場ですが(まもなく再開できるか検討中の感じです)、そんな中、津田が今研究しかけていますという内容を少々。

それは「笑顔」。

言い訳みたいですが、笑顔を解明した、というのではもちろんありません。思った以上に多岐にわたって効果をもつかもしれないぞ、というようなお話です。

●えっ、俺ってこんな顔でしゃべっているの?
もともとは動画で見る自分の顔です。最近はあまりアップしていないYoutubeですが、自宅でいろいろと動画を試行錯誤するのは続いています。

鏡というのは毎日見ますが、自分の顔と声を動画でこんなに見るというのは人生で初めてです。声だって小学生のころに始めて聞いた自分の本当の声質に「わー、俺ってこんな変な声でしゃべっとったんかー」だってけっこう衝撃ですが、鏡でない自分の表情というものも、自分の思っている表情と全然違う。

小学校の時に聞いた「自分の声」と同じく、

「俺ってこんな顔を人に見せていたのかー」

とかなり思っている自分の顔とは違います。それが気になってきまして、紆余曲折の結果一言で言えば「笑顔の研究」というと一番近い状態に帰結しております、という中間報告です。

まあ気になったのが最初は目。ぱっちりと開いていると思っていた「目」は呆けたようなぼけた目でした。次に気になったのは口。滑舌よくテキパキとしゃべっているイメージだった口元というのは、あご下から首にかけて無用な緊張があり、口角は下がって「への字」になっているし、上の歯は見えず下の歯ばかりが目立つしゃべりでした。

●人の美は基本的に機能美と考えています
なんというか美しくないのです。身体の美というものは、本来その背景に「機能美」というものがあるとおもっています。

くびれたウエストだって、引き締まった手首足首だって、それはその形状がいい動きをする、というのとセットです。だから発達しすぎたバストとか、もりもり過ぎる筋肉などにはあまり魅力を感じないのです。

もちろん、私の話を聞かれるみなさんは、いえいえあなたの顔はいつもそんなもんですよと周知の事実なわけですが、もうしわけありません、美しくない顔をお見せしておりまして、と申し上げるしかありません。

いずれにしても、自分の顔を見て、この顔(の各パーツがおこなっているしゃべるという運動)では、語りたいことが語れていないだろう、表現したいことが表現しきれていないだろうと、予感実感していたのであります。

というので、ここ最近はカメラを前にいろんな顔で語っています。あまりに不自然なので公開できません(笑)

というので本日より数日は、そのあたりの現状と仮説、ベースになっている過去の研究などのところをお話ししていきたいと思います。

もちろん「しかめっ面している人より笑顔が素敵な人の方が、そら人間関係も好感度もあがるわな」というので、「笑顔の勝ち」という結論は言うまでもありません。

ですが、私も「和の体育」の提唱者としての立場から、すでに笑顔が一番!というような結論は出ていますが、その「影響の及ぶ範囲」とか、「今まで使われていなかった笑顔の使い方」などのご提案につなげることで、読者の皆さんに何らかのヒントになればと思います。

 

生活整体研究家

津田啓史