㉖ヨガの沖先生も野口整体整体を学ばれていた!

野口先生の本は手に入りました。20冊弱の野口先生の本から学んだことは、予想をしていた以上の生命観でありました。またその後に手に入ったものなどを合わせていくと、私が学んだヨガと野口整体にもつながりがあることが分かりました。

私が小学校6年生のときからヨガを書物で学んでいたのですが、それが沖正弘先生のカッパブックスで出ていた「ヨガ入門」という本でした。その後も目に付くたびに沖先生の本を買い集めていき、けっこうな数の本を読み、圧倒的な影響を受けていたと言っていいと思います。

大学の4年ごろに東洋医学東洋体育系で進むぞと決めて、まずその第一歩を「鍼灸学校で資格を取る」「ヨガですべての基礎を作る」「心身統一合気道を学ぶ」の三つに絞った時、費用の面、自宅から徒歩圏内にあったことで圧倒的にヨガが学びやすかったのですが、それにもまして大槻ヨガの指導員養成コースで学ぶことを決めたのは、大槻ヨガの主宰をされていた大槻高弘先生が、小学校から読んでいた沖ヨガの沖正弘先生の高弟だったということが大きく影響していたことは確かでした。

興味があるといろいろと視界に入ってくるものです。野口先生の本が手に入るようになって、またそれ以外にも整体関連の資料が手に入るようにもなり読んでいたら、野口先生の古い講義録に沖正弘先生のお名前が出てきたりしたのです。はい、沖先生は野口先生の講習会に参加されてご自身のヨガの中にいろいろと取り入れておられたのです。

沖ヨガそのものが、日本にヨガを普及される際に沖先生がインドヨガそのままではなく、ご自身の宗教体験そのほかで再編されたものとは心得ていましたが、野口整体の影響も入っていることに驚き感動し、納得しました。

沖ヨガ独自の「個人修正体操」というようなものがあり、すごいなと思っていたのですが、言い方は少し語弊がありますが「なんだ、結局は野口整体なんだ」と思ったりしたのでした。大槻ヨガのルーツは沖ヨガ、そして沖ヨガのルーツの一つに野口整体があったことがうれしかったのですね。形だけでいえば野口先生のひ孫弟子だぞ俺は、というわけです。

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