デスクワークがはかどり始めた?
結果的に私の生涯の研究テーマは、「精神力は弱い、根性はない、しんどいことは嫌、ねたむはひがむは、という私、つまり『凡人』が、いかにしてましになり続けるか」ということに尽きるようです。
数週間前に「進化体操と和の体育の練習のノウハウは画期的に効果的なのだから、デスクワーク、プランニング、広告宣伝、そのほか事務処理などなど」に応用してもうまくいくはずなのに、うまくいかない、ということを書きました。
まだ6日目なのであくまでも途中経過ですが、どうやらうまくいき始めたみたいです。うまくいったノウハウもちゃんと「進化体操と和の体育の練習ノウハウ」の中にあったのですが、どちらかというとメインではなくサブ扱いのものでした。
メインだと思っていたことよりもサブの方がデスクワークに効果があったということで、逆に進化体操と和の体育の実習の進め方にフィードバックさせねばということになり、結果的に実技の方も「あー、この方がシンプルで効果的だ」という方に導かれて行っています。
で、話はデスクワークの方に戻ります。
何も工夫をしないと一日がぼーっとしている間に終わり、何も進展しないで終わります。そこで、進化体操実技にならってBK法(7種類の体操をぐるぐる繰り返しながら、一回転ごとに時間を長くしていく方法)を応用して複数の処理することとプランニングを合わせて、時間を区切りつつ、グルグル回しながら従事するという方式を数カ月やってきました。
このBK法応用では、とりあえず「ぼーっとする時間を減らし仕事をする」という切り替えがきき、仕事する時間だけは増えるのですが、一日終わったときに「これとこれが着実に進んだ」という実感がありませんし、事実としても進んでいません。何かの事態を好転するために仕事しているわけですが、そういうものができてきません。
個人事業主で、研究範囲も広く、講習地域も多く、かつすべて自分の裁量でどうにでもなります。
なので、かえって優先順位などわかりません。何から手を付けて行けばいいのかわからない。唯一わかることは、手をこまねいたいたことが時間切れになったときに「今さら遅い」ということだけはわかります。(シンプルにいえば、講習会の宣伝をしないで当日になって参加者がほとんどいないというような話です。今さら遅いのだけは分かる。)
そういう事態を少しでも減らしたいので、数カ月先までの効果的なアクション計画がきちんとたち、いつ何に手を付けていつまでに終わらせればいいのかというのが整理され、日々今日は何をやればいいのかが明確で、迷う時間なくちゃっちゃと懸案に手がついて、ちゃんと結果が出ているというような「ありよう」にずーっとあこがれていたわけです。
だから「一日を送るBK法」の中にも「計画を立てる ルーチンをつくる」というような項目を立てて、一日に何度もそれを検討立案する時間を反復するように設計しました。
ですが、少しも計画やルーチンがまとまってきません。ということで数カ月の試行錯誤の結果、BK法は、やらないよりは「机・パソコン・研究ノートに向かい、実際のトレーニング実習を実行する時間を増やす」という効果はあったけれども、人さまに心からお勧めできるほどの効果はなかったということが分かりました。
脱線しますが、うまくいく時というのはいきなりうまくいくので「採用!」という決断には苦労しません。
しかしその応用法などに研究が進んでからは、時間がかかります。うまくいくはずだと思っているから実証実験を始めるのですが、なかなか思ったような結果にならない。そうなると最初の成功した方法の信頼性や実力に疑問符がつきます。それは何としても避けたい。だからうかつに「これは使えない」という結論には至れません
少しずつ条件や切り口を変えながら数か月やって、やむを得ず「あまり効果なし」という結論を出します。今回の場合は、さらに切り替えた最新の方法が的を得ていたようなので、対比してそれぞれの特性を分析して、使い物になる方法が先に見つかったのでよかったです。それがなかったら、「使えないという結論を出す」ためだけに数カ月を費やすところでした。
結果として、進化体操の練習の際のBK法も、どういう時に効果的なのかということの見直しに繋がったからよいのですが、次の方法がうまくいってなかったら、数カ月の試行錯誤は、ただ効果の出ない方法を効果が出ないということが確認できただけで終わるところでした。
実際にうまくいったのは、(次回に続く)
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