日々のくらしが逆転する

あー、これなら整体ができるようになりたい!という希望の「ない」方でも整体を身につけられた方がいい、圧倒的にいい!そんな思いを強烈に実感しはじめた今日この頃です。

整体を身につけるために、日常生活の中に取り入れるあるトレーニングを身につけると、外見上ただ座っているだけで肩こりや腰痛などの緊張、つまりコリをどんどん取っていけます。(正確に言えば上手下手はもちろんあるので、減らしていけるですが)

この方法の効果はそれだけはないようです。自分の欠点が欠点でなくなる。マイナスがマイナスでなくなる。そういった概念がひっくり返ってしまうようです。結果として発想が変わり、アイデアが湧き、行動が変わります(ただいま自分自身で実証実験中です)

【とろける整体とは】

作為のない手で柔らかくタッチして、相手の変化をじっと追いかけるような自分の状態を引き出せばけっこう簡単に人はとろけます。(視野制限メガネを使えば、さらに容易になります)その際の作為のないナチュラルなレベルが上がれば上がるほど、うまくいきます。そのナチュラルさを引きだすのに、進化体操や和の体育はきわめて効果的です。

人がとろけるのは、身体の中の力みのないナチュラルな部分どうしの共鳴現象なので、慣れてくるほど手のひらを使わなくてもできます。肩でも足でも太ももでもできます。手の方が作為が働きますから、手のひらや指以外の部位を使う方がよほどうまくいく面もあるとも言えます。

というので、最新の整体講座では、自分の凝っている部分を人に当てて、相手をとろかせるという方法を導入しました。実に面白い実習になりました。コリにしてみればいままで身体の中で厄介者扱いで、どちらかというとケアしてもらわないといけない立場でした。

コリさんは、常に助けてもらう側だったわけです。それが助ける側に変わります。ところが、凝り固まったままだと相手はとろけません。ずっとキープしていたこわばりを手放さないとうまくいかないのです。なので、自分のコリを手放して対象をとろかせようとします。結果的に自分も相手も柔らかくなってしまうのです。

そして、一度コリで相手をとろかせるということを身につけると、その練習自体は物を相手にしてもできます。今これを書いているのは南海電車の特急サザンの指定席(トイレにいきたくなりそうだったので贅沢しました)です。肩甲骨で背もたれをとろかせながら書いています。座骨で座面をとろかせながら座っています。足先の冷たい部分を使って床をとろかせようとしています。

実際に背もたれはとろけません。座面もとろけません。床もとろけません。そうすると私の肩甲骨や座骨や骨盤は、なんとか触れているところをとろかせようとどんどん 弾力、柔軟性、連動性を高めていくのです。すると、ゆるみ、やわらぎ、血行がよくなり温まります。

疲れているところをケアしようという前提そのものが消えています。疲れているところを使って、他者をケアしようということなのです。

コリというのは筋肉で、それが硬いということは力こぶが持続しているようなものです。だから実際にはそこにはエネルギーが集まっています。固まる方に使うからよくないのであって、他者を助ける方に使えばよかっただけなのです。

ということを日常に取り入れるようになったので、私の中で物事への取り組み方や視点がどんどん変化していきます。今まで無意識に視界の外に追いやりたくなっていた「マイナス部分」の「使い道」をストレスなく楽しんで思い浮かべています。(すべてのマイナスが消えるわけではありません。凝り固まった見え方が変わりつつあるというのが現状です)

だから、これはどなたにとっても有益だなと思い、心から整体を学ぶ人が増えればいいなと思えるようになったということです。

【今のところどなたも成功率100%】

このトレーニング方法は「津田だからできる」「津田しかできない方法」ということではありません。12月の整体総合基礎講座でも確かめました。それで「自分のコリを相手に当てて相手をとろかせる練習」は、それこそ「手を当てるよりもさらに気持ちよく奥深いところに効いて、柔軟で強じんな芯が生まれてしかもとろける」というようなレベルで展開していることを確認しています。

そして、みなさんにもできるかなと思っていた「壁や椅子やもの(かかえたカバンなど)に不調な部分を当てて対象をとろかせるワーク」の方も、「えー、なにしていいかわかりません」という反応は皆無で、みなさんするっとそのワークに入り込み「取れてきた、消えてきた」と言われます。(レベルに個人差はあります)

予想以上に高い確率で、整体を学んでいる人には再現される、という事実をもって「あー、みなさん整体を習えば誰でもこれができるようになるんだ」と実感したということです。整体を学んで、整体がいらない自分を日々深めていくほど、整体ができるようになるのです。

さらに百円ショップで手に入る「あるグッズ」を使うと、さらに高感度でその効果が上がるようです。(合計335円分ほど必要です)

とろける整体=ふわっと手を乗せるだけで人をとろかせる回路を一度起動させてしまえば、自転車に乗れるようにいつでもできるようになります(もちろんレベルはありますし、とろけにくい人もあります)。下記の講座でできるようになります。

そしてその感覚が生じたら、自分のコリこわばり緊張を自分で取っていけるようになりながら、柔軟に現象をながめていくことで、アイデアがわき、発想や物事の受け取り方が変わり、行動が変わっていくことにきっとつなげていけるでしょう。(取り組めばです)

というご機嫌な年の終わりを迎えている筆者ですが、いかにしてその発見にいたったのかという道筋をさかのぼれば、7月16日に再発見した「視野制限現象=視野制限メガネ」から」「和の体育」「引力」と続く「思いつきや発見の素敵なドミノ倒しの連鎖」があったからであるということも付け加えておきます。

【どこで学べばできるかというと】
とろける回路の発動は下記の講習でできるようになります。

■1月13日(月祝)大阪:進化体操一日講座(あと4名)
■1月19日(日) 横浜:進化体操一日講座(あと2名)
■1月23日(木) 松山:進化体操一日講座(あと2名)
■1月24日(金) 笠岡 進化体操一日講座(あと4名)
お申込みはこちらから↓
https://shinka-method.com/schedule/

■1月20日(月)~東京:整体総合基礎講座と熟練講座 一回体験可能(あと3名)
https://shinka-method.com/lp2020t/

■1月25・26・27(金土日)の大阪・整体総合岸講座と整体講座(各曜日3~4名程度)
https://shinka-method.com/lp2020/