一番しっかりした骨 腰を支える大腿骨 内またとふともも 皮下チューニングその8

前回の皮下チューニング動画7で、すねとふくらはぎという二本の骨の作用を体感していただきました。

今日はその一つ上の大腿骨を調べ見ましょう。
でもその前に今の立ち方の感触、そして首肩を動かして、さらに腰の状態も調べてみましょう。今の状態を覚えておいてください。

 

皮下チューニング8動画はこちら
(この文末にも動画リンクは貼り付けてあります)

 

みなさん大腿骨というのはどこにありますか?

 

だいたいこのあたり、というのは定番のギャグですが、上は骨盤と股関節でつながり、下は膝関節で膝と接しています。太ももを上から見たら、アメリカンドッグのように真ん中に骨が通っているような感じがしませんか?

 

実際には股関節を出た骨は、一度外に張り出して大転子という球を作ってそこで内側にカーブします。

 

前回の7でひざ下の二本の骨は、内側の前にメインの柱である脛骨が、外側の後ろにサブの柱である腓骨があると書きました。大腿骨はメインの柱なので、外側から内側に向かいます。正確に言えば真ん中に通っているのではなくて、外側から内に向かって走っているわけです。

 

皮下チューニングは皮膚を動かします。柔らかい脂肪や大きな筋肉の上の皮膚は、皮膚と皮下の脂肪や筋肉が一緒に動くので効果が得にくいです。筋肉や脂肪の上ではなく骨の上に位置する皮膚がもっとも動かしやすい。骨にもメッセージが伝わっているような気がします。

 

大腿骨というのは、チキンの骨付きもも肉を思い出してもらえばいいのですが、後ろ側に肉がたっぷりついています。あれは人間も同じです。陸上競技の選手の脚を見ると前から見ると細くて、横から見ると後に太い。そういう脚がいい脚です。

 

それでその細い足の横側のうち、外側は上の方が骨がほぼむき出しです。内側は上に上がるほど筋肉が厚い。そして前側の筋肉も薄い。

 

だからセルフで皮下チューニングをするなら、その筋肉の薄い部分をやると効果の実感が早く得られやすいです。もちろん後ろの筋肉の厚い部分も効果がないわけではないのですが、それはペアでやる時にまた紹介します。

 

大腿骨、ふとももの効果の調べ方として膝を曲げて内外に回してみる。股関節の動きですね。これで調べてもらうとわかりやすい。

 

上から下に向けると内側に回す動きが軽くなります。

 

下から上に皮下チューしていくと外側に回す動きがやりやすくなります。これはあくまでも効果の確認をすることでモチベーションを高めようというような意図が大きいです。

 

紹介した順番以外でもやっていいし、部位も骨の薄いところにこだわることはありません。あなたが快適だと感じて、そうやって身体と対話する習慣がつき、メンテナンスする習慣がつく、そうなればいいんです。

 

ここに書いた解説と、実際の動画で語る内容が今日の撮影分ぐらいからだいぶ変わる可能性があります。準備したことをそのまま動画に入れようとすると、どうしても硬くなって、撮り直しも多い。押さえておきたいことはここに書いておいて、動画の方がもっとアドリブでしゃべろうかなと思っています。

 

皮下チューニング8動画はこちら↓

 

ではまた明日。
身体はワンチームです。一か所の改善が全身に波及します。

またやってみた感想、またあなたのお持ちの専門知識などから、津田の解説に認識間違いや誤用などがあれ教えてください。
https://goo.gl/Kmgqdo

 

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