東京・大阪の新規感染 どれぐらい減っているのか

【東京・大阪の新規感染 どれぐらい減っているのか】

整体というのは科学的に説明がつかないことがベースになります。必要なところに勝手に手が吸い付くとか、見ただけでどこに触れればいいかわかるという具合です。

本能や直感を大事にします。それが根本にあります。ところがやっかいなのは、整体の説く本能の持つ根源力に基づくそれらも言葉にすれば「なんとなく手がいく」、「なんとなく目がいく」なのです。

それはそれでいいのですが、その「なんとなく」も場を変えれば「なんとなく感染者が増えている気がする」「なんとなく大丈夫なような気がする」というぐあいに根拠なく極めてあいまいな場合でも「なんとなく」という言葉が使われます。こちらの方が使われる場面としては多いぐらいでしょう。

その「なんとなく」を根本においている整体だからこそ、物事に対する場合はあいまいな「なんとなく」ではなく、めんどくさくてもいちいち調べたりやって確かめたりして「脱・なんとなく」が必要だと思っているのです。

説明できることは極力データを基にして説明がつくようにしていく。言葉で説明できることは、そういう背景をもとに言葉で明確にしていく。そういうことを突き詰めるほど、根拠が示せないけど圧倒的に力を持つことを中心に据えられるのではと思っています。

ということで、東京や大阪も「なんとなく」感染者が減ってきているようなので、実際はどれぐらいなのかを調べてみました。

ニュースでやっていた数字をぱっとひろってメモしたものと、東洋経済オンラインのHPで拾ったものが混在しているので、完全に正確ではありませんが、傾向を拾うには十分だと思います。

【大阪 新規陽性者】
先々週 先週 今週
月 060 053 045
火 119 114
水 119 096
木 094 074
金 106 074
土 090 076
日 062 067

平均92.8 83.4
ピークは7月27日の273人

 

【東京 新規陽性者】
先々週 先週 今週
月 095 100 077
火 182  170
水 236  141
木 250  211
金 226  136
土 247  181
日 148  116

平均 197.7 150.7
ピークは8月1日の472名

ということで、数字を拾っていっても、おだやかに減少しています。東京、大阪など二桁で減少傾向が続いていたら、そろそろ地方講習を再開できる感じになってくるかなという感触を持っています。

ただ、晩秋から冬にはやっぱりまた増えると思うのです。理由はこうです。

インフルエンザというのは、毎年毎年一千万人からの人が感染しています。これはもう事実です。ということは、最大なら一千万人を超えるぐらいの人に2~4か月ぐらいで感染するだけの無症状のインフルエンザ感染者が夏をまたいでみなさんのまわりにいる、ということになります。

海外からの旅行者が増えたからと言ってインフルエンザは増えていませんから、国内に無症状の感染者がたくさんいるということになります。

だったら新型コロナだって、無症状の感染者が連鎖していると考える方が自然です。

で、夏場の今は換気しています。電車も窓を開けています。でも冬場に窓を開けられるかなと思います。吉野家の牛丼南方店にまれーに行きます。冬場は当然暖房しています。お客さんが入るとドアが開閉します。寒くてやだなと思います。めちゃめちゃ寒い日に窓開けられますか?ドアに隙間開けますか?

だから結果的に冬場の方が空間の密閉率が上がります。高温多湿の夏は新型コロナは活躍できないだろうという見立てがありました。はずれました。残念ながら死ぬほど暑い8月に流行りました。秋から冬に低温・乾燥というほかの風邪ウイルスなどが活躍していく時期に、新型コロナは夏型で冬はこたつでまるくなって不活発になると考える方が不自然です。その低温・乾燥・密閉が冬場に来ます。

そういうことを並べると、秋から冬の方が流行しやすい、と考える方が順当です。ただし、東アジアはなぜか感染はするけど欧米や南米、インドなどと比べると拡大の度合いは知れている、というのも理由は分からないまでも事実です。それがどの程度効くのかな、というのは不明ですが、ほのかに期待はしています。冬場はやっぱり流行るけど、アメリカのようにはならないを期待しています。

東京、大阪という感染者数の2トップの状況が、二桁で減少傾向が続くようなら、地方講習を再開してしまいたいなと思っています。予測では気温が下がったらやっぱり感染拡大するだろうという予想があるからです。開講できる間に「厳選した基礎中の基礎」をお伝えしたい。その体験があれば、あとはWEBでもなんとかなる、に持ち込みたいのです。

話は変わりますが、今みなさん新型コロナを殺菌消毒していると思ってアルコールでの手の消毒などされています。皮下チューニングのことを書こうと「皮ふ」についての本を読み返していたら、ウイルスではないですけど皮ふの上の細菌についての興味深い内容を見つけました。

その続きは次回に。

 

セルフ整体・くらげ体操
&家族整体・皮下チューニング
津田啓史 拝