防災 役に立たないラジオ&コロナ 週間数値のうごきとこれから
今日はコロナ関連以外に少し「防災対策」の失敗談も
〇習慣化と防災 役に立たないラジオ
〇新型コロナ 新規感染者の動きと数字の見方
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【習慣化と防災 役に立たないラジオ】
「災害への備え」というものも「習慣化の技術」を使って、ごくごく短時間から始めて少しずつ毎日やれるようになりました。短時間でできることを探すようになります。
自室の目の前にラジオがあります。AMしか入りませんが、いざというときのNHKが聞ければいいので十分です。アルカリ電池で420時間という優れものです。と、思っていましたがふだん聞きません。スイッチを入れてみました。うんともすんとも言いません。使わないうちに電池切れです。
電池を入れ替えました。うんともすんともいいません。しばらくすると、ブルブル震えるように耕運機のエンジンみたいなリズムの雑音がばちばちと鳴り続けるだけです。私がラジオだと思っていたものは、いつの間にか雑音を出すだけの機械になっていました。
偉そうに防災や災害を語っていますが、こんなものです。備えても不備になります。でも準備しなければやりなおすこともできません。みなさんも、何か一つ小さなことから始めて見られることをお勧めします。
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【新型コロナ 新規感染者の動きと数字の見方】
感染状況を一日単位で一喜一憂しないために、東京都大阪府の新規の陽性者数をダイアリーにつけて同じ曜日で比較するようにしています。そうすると東京は先週の水曜日から、大阪は先週の木曜日から連続で小さく増加に転じています。同じ曜日の先週比です。増加数は二けた。20人とか50人とかその程度の数字です。
1,000万以上の人口の都市での20人とか50人です。人口が100万以下で、世田谷区と「とんとん」だと言われている人口の和歌山県で考えると、先週より2人とか5人とか増えているという数字だと変換して読んでいます。
大阪の街中を歩いていてもマスクをしていない人がほとんどいない駅や電車内である一方、道場のある南方の飲み屋さんを外から見ると顔同士を突き合わせて大声で笑っています。ものすごく気を付けているようで、無防備な場面も混在して視界に入ります。
だから、もっと感染者が拡大してもいいのに、当初から言われた「指数関数的に増加」という場面は幸い避けられ続けています。
12日の読売新聞に、インドの感染者数のことが書いてあってびっくりしました。その日一日の感染者数が97,570人!しかも連続11日死者が1,000名を超えていると書かれています。
でも数字単品を見ていてはなりません。インドの人口を調べました。中国の14億に続く13億人です。なるほど、日本の十倍と考えればわかりやすい。インド並みの感染者数が日本で出れば、一日に9,757人で、死者が100人ということですね。日本の新規感染者数は8月のピークで1,400人弱、今は600人ほど(1日)、死者は8月一か月から今まで一日10人~15人で推移しています。
同じ人口で比べたら、感染者10分の1以下、死者50~100分の1といったところだとわかります。これを日本は桁違いに優秀と見たらいいのか、少しのきっかけでこれぐらいいってしまう数字だとみていいのかはわかりません。でも結果だけ見るととにかく「日本は拡大している国に比べたら、一桁レベルで拡大しにくいという結果が出ている」というデータはデータです。
BCGを受けた国が感染が広がりにくいのではないかという仮説があり、その結果どうだったかという記事が12日の読売新聞に掲載されていました。
たとえば国内の研究では、10万人当たりの感染者が少なかった岩手、山形、富山、鳥取、島根県では、感染者の割り合いが多かった東京大阪などの都道府県に比べてBCGを受けた人の割合は多く、そこには有意な関連が認められるという研究報告はあったそうです。ですが世界的には「効果関連は認められない」、という研究もあり、結論は出ていないというのが現状だそうです。
このブログでも紹介しましたが、東京大学の児玉先生が国会で「このままでは一週間後、一か月後には大変なことになります」と叫んでおられましたが、結果的にはその予告どおりに増えていきましたが、恐怖の数字になる前に減少傾向に転じました。
児玉先生が間違っていたと糾弾したいわけではありません。ほんの少しの感染率・実行再生産数の違いで、インドになっていた可能性はあったと思います。そういう時期、段階だというのが津田の認識です。
全体的にみればPCR検査陽性者は減少傾向が続いているということ。ただし東京大阪が減少してきて足踏み。また感染する場面というのは、密着するような接待の飲み屋さん、顔を突き合わせて同じ皿の料理を食べるような宴会や飲み屋さん、施設や寮など感染者と長時間同じ場所にいるところ、部屋が狭いからかマイクを回すからか、カラオケなどが上がってきています。
それらを参考にして、来月当たりは大阪以外の講習会をできる限り再開させたいと思っています。顔と顔を突き合わせないしマスクもつける。他人に触れてやる練習も足のみ。しかもタオルを使って直には触らないし、その手も消毒している。部屋の換気には十分留意する、といったあたりでほぼ感染の可能性は無くせるという判断です。
冬場には大きく数字が上がるかもしれない可能性も考えて、できる間に最新の「基本」を体験してもらって、それを核にすれば、最悪WEBでも継続して学んでいけるようにと考えています。
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津田啓史 拝