マイクロストレッチの効果
【マイクロストレッチの効果】
昨日高校生の授業を始めましたと書きましたけど、絶対にやろうと思っているのが「マイクロストレッチ」です。信じられないぐらい「小幅」な動きで全身が楽になり、まとまり、つながりが良くなります。
たまにyoutubeのモデルにもなっていただく創立以来の道場古参の方が、93歳のお母さん(たまに整体を受けに来られます。頭脳明晰で、シャキシャキの93歳です)にマイクロストレッチをやってもらったら大絶賛だったそうです。
「これはいい、気持ちいい、すぐできる、何分やったらええんや」
簡単に言えば「空気を抜いたべこべこのトラベル用のC型枕を腰に当ててゆらゆらするだけ」の体操です。たぶん世界一微弱な体操ですが、そこからの変化幅というのは極めて大きいというものです。
基本的に記事の中では外見を現した名称として「マイクロストレッチ」を使います。実際に体験されると「少しもやろうとしていないのに勝手に身体が動いているような感覚で、しかも頭は空っぽに近く休まる」というところまで、今のところ全員が初めてやった日に到達しています。
そういう「身体が勝手に動く、頭が勝手に休まる」の状態を「自動運転スイッチが入った」と呼んでいます。そして自動運転状態を体感された方には、「マイクロストレッチ」ではなく「センタリング」という名前で言うようにします。
外見は動的ストレッチですが、内面は中心化です。芯化です。外側を固めている力みが解放されて、内側の繋がる力に移住してきます。柔らかいけど強い。ばらばらだけど繋がっている。だからほぐしてないし、ストレッチしていないけど、弾力にあふれて、軽くて、温かくて、気持ちいい身体になります。
今日紹介の動画は、そのマイクロストレッチを終えた後のテストです。
【動画】
マイクロストレッチの効果 とろける整体ができるようになるぐらい、体の内面からゆるみ、つながる
手を軽く肩に置いただけで、この風景です。最初はもっともっと大きく雑に動いているのですが、柔らかさが相手に伝わっていき、どんどんとろけていきます。決して「やらせ」ではありません。
事前の打ち合わせなく「では肩に手を置いてください」とお願いしただけです。
物理的に「ほぐす」のではなく、施術する側の「内側までの柔らかさ」を受ける人が感じで、無意識にその柔らかさを追いかけた結果、体の部位が連鎖的に脱力していって、とろけるのです。でもふぬけになるのではなく、身体の芯にちゃんとつながりのあるゆるみなのです。
超微弱な動きですから、どんな人でも無理がありません。ほぐしたい人はほぐれます。スポーツや武術や整体の施術などで自分を「まとめ」たい人は素晴らしくまとまります。
今週末は名古屋(愛西市の勝幡になりました)で10時から、週明け月曜日は東京で10時半から、五時間の講習会があります。お申込みお問合せは下記からどうぞ。
家族整体・生活整体の普及推進
習慣化の技術 超遅速願望実現法提唱
くらげ体操と皮下チューニング
津田啓史(ひろふみ)