笑顔を受け取る側 3 生命とはチームワークだ仮説

新大阪健康道場は、大阪府の緊急事態宣言を受けて、現在休業中です。

3月から以前のスケジュールに戻す予定にしています。

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「笑顔を受け取る側 3 生命とはチームワークだ仮説」

笑顔は怒っている人さえ、遠隔で穏やかに整えるような作用を持つのではないか、という仮説からいろいろと考えています。

人間は自覚しようとしまいと、自覚している数万倍の情報を常時得ていて、それをもとに生き延び、子孫を残し、生をまっとうしているということを説明しました。

 

●私というのは、無数の生命体の集合

人は意識というものがあって「私は私よ」「自分は自分だ」と「一つの存在」として認識していますよね。

でも、その実態というものは、その人以外の生物を取り込んでいる実態があります。例えば腸内細菌。人の細胞の数を超えるような微生物・細菌が腸の中に住んでせっせと消化吸収免疫などを補佐してくれています。その数なんと100兆個ですよ。人の細胞が60兆と言われていますがはるかに上回ります。

自分の細胞ではないのに、自分の一部として働いてくれています。

皮膚の上にも無害な常在菌がいて、逆に相性の悪い細菌の感染を防いでくれています。ある意味免疫細胞の役目です。

細胞にエネルギーを取り込むのに重要な役目をはたしていると言われるミトコンドリアというのに至っては、もともと別の生き物だったのが、細胞の中に取り込まれて住み着いて同化してしまったというルーツを持つものもあります。

私はずっと生きていると思っていますが、細胞の一つ一つを見れば順に死んでいき、新しい細胞と入れ替わっています。順番に死んでくれるから生きているのですね。そう考えると60兆の細胞という微生物のような集団がうまいこと役割分担して、一つの団体として機能しているのが生物、人間だとも思えます。

 

●何を食べても「私」になる不思議

さらに何を食べても私になるのもすごい話です。

私は何でもおいしく食べるのですが、たぶん化学調味料だとか不自然なものが大量に入っていると、しばらくたつと自然と戻ってくるのです。別に苦痛も苦労もなく自然に上がってくるので、トイレなどに行き処理せざるを得ません。

なので、なんでも美味しく食べて、自然食にこだわるなどはまったくないのですが、食べても戻ってくるお店はもったいないので行く店は限られてきます。わりと自然なものを使っているお店ですね。その上、気に入った料理があると長期間そればかり頼むことも多いのです。

あずま家のサンラータンメンやダフェムナールのキーマカレーなどは圧倒的に多い。だからといって、そればっかり食べていても、ラーメンにもカレーにもなりません。ちゃんと津田啓史になります。玄米食べても、マクドを食べても津田になります。材料が違っても出来上がる製品は常に一定ってすごいと思いませんか?

自分じゃないものを寄せ集めて一人に仕立て上げる。

生命のはたらきとは「チームワーク力」なんですね。

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―東京―
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もともとそうなっていたに戻ること、もともとそうなっていたように使うこと。
それも整体の目指すものです。

生活整体研究家

津田啓史