数字で見る新型コロナ、大まかなことだけでもおさえておきましょう
【数字で見る新型コロナ、大まかなことだけでもおさえておきましょう】
はい、私が大まかに理解しているコロナの現状を共有していただけませんか。
なんとなくテレビやニュースの拾い読みをしていると、コロナは怖いに引っ張られたり、ただの風邪だに飲み込まれたり。では、いったい今の現状ってどうなのと聞かれても、よく分からない。なんとなく「今日は増えたとか、減った」という印象程度しか分かっていない。
そんなアバウトなままで何となく政府が悪いとか、ここの知事さんはよくやっているとか、やめたいなと思います。
ある程度繰り返し書いてきた数字ですが、変化してきています。ぜひ「今はこんなんなんだ」を少しだけ明確にしていきましょう。まだまだ楽観も悲観もできない数字です。
現状は、ワクチン接種がいきわたり始める(主として高齢者)前(第4波=GWのころ)と今を比べてどうなのかから見ていきますね。
※今のところワクチンの副反応による危険性よりも、ワクチン接種による重症化率や死亡率を低下させる効果の方が有効であろうという前提です。
第4波(GW前後)と第5波(今)の比較です。サクッとピーク時を単純化して比較しています。
【感染者は4倍 重症者は4割増し】
感染者数のピークは4倍です。第4波の6,000人が24,000人、25,000人まで増えてしまいました。(今、下がり始めて20,000ほどです)重症化率や死亡率が同じなら、すべて4倍になる可能性がありました。
そこでどうなったかというと、重症者のピークは5割増でとどまっています。一日あたりのピークが1,400人だったのが現在2,200人で、これでも抑えられていると言っていいと思います。
【死者は半分】
死亡者はしばらく前まで圧倒的に抑えられていました。 一日10人以下でそこそこ推移していた時期もありました。そこから、4波のピークの約半分(強)まで上がってきたところです。
第4波では一日100人近い数字が続いていましたが、今は20人30人と押さえ込んだところから増え始めて一日60人近くまで増えてきたところです。
もちろんまだ増えるかもしれませんが、感染者が4倍になっていることを考えれば、ワクチンがなければ一日400人ぐらいの死者が出ていたかもしれないところが、高齢者優先のワクチン接種で5割増で抑えられていると評価していいと思います。
10日ぐらい前と比べても、重症者、特に死者の数は伸びてきていますので、今日の数字の「いい面」は今後少しずつ悪くなっていきそうという傾向は覚えておいてください。
現状をシンプルにつかんでおきましょう。
感染者4倍、重症者5割増、死者半分(強)ですが上昇中。若い人の危険性がどれぐらい上がってきたかのシンプルな数字はまだ把握していません。
結局辞めることになった菅総理が「明かりは見えてきた」と言われていたのは「ワクチン接種をまったくしなかったら」というのと比較すると、あながち間違いではないと思います。(別に支持はしておりませんが事実は事実です)。
「高齢者や医療従事者優先のワクチン接種が行われていなかったという状況と比較すれば、遠くに明かりが見えてきたと言えなくもない」ぐらいが実際のところだと思います。
さてこれからです。今後です。もっとも楽観的な見方と悲観的な見方の二つを明日のメルマガでお話します。
(明日に続きます)
生活整体研究家
進化体操と和の体育
津田啓史 拝
《マイクロストレッチ入門動画教材 発売中!》
場所を取らない、費用かからない、効果は抜群、疲労回復からプロスポーツ選手まで心からお勧め!
インターネットの動画サイトにつないで、何度でも繰り返し見ることのできるインターネット視聴版と、パソコンなどで見るDVD版の二つがあります。
全編1時間23分
- ごあいさつ
- 特徴と効果
- マイクロストレッチを始めよう
- マイクロストレッチの呼吸
- 注意と応用
- 習慣化の技術
- ビフォーアフター
☆インターネット視聴版4,000円
☆DVD送料込み5,000円