皮膚反射 変圧反射 で進化できる

【皮膚反射 変圧反射 で進化できる】

今を去ること9年前、人間に至るまでの進化に沿った生物の動きを、無意識な反射運動と背骨に伝わる5種類の波形の波でとらえる「進化体操」ができました。

 

そして、理想の動きや講習時のもっとも効果的な誘導を求めて、ああでもないこうでもないと試行錯誤すること2年弱たった2013年の夏のこと。人の背中に手を置くだけで、ふにゃーっととろける現象が発現。とろける整体が誕生しました。その現象は今に至るもちろん消えることなく日々人をとろかせています。

 

なぜそんなことができるようになったのか。理由としては進化体操を繰り返した以外の理由が見当たりません。進化体操とはきわめて自然体に戻る訓練のことです。現代人とは超不自然体のことです。ほかの動物や生物と比べてみると一目瞭然です。

 

現代人の無理無駄不合理こりこわばり委縮をどけると、そこには自然体の波の動きが残ります。そのピュアな自然体の心身の波長とでもいうものは、万人に共通なものなのでしょう、人の表面よりも深いところに届き、共鳴し、不自然な力みが消え、柔らかい質感が連鎖的に広がり、結果とろけるわけです。

 

ところが皮肉なことに、当然と言えば当然なのですが、自然体への回忌が必要な人、つまり不自然な力みやこわばりに包まれている人ほど、進化体操的な動きからはほど遠く、作為的で人為的でわざとらしい部分的な動きなってしまうのです。もっとも必要だから、もっともむずかしかったのです。

 

【自粛生活中の試みから】

講習や整体のすべてを止めて自宅生活に入りました。同じような自宅生活の方にできるものを提供しようと考えて動画配信を始めたのが『皮下チューニング』です。皮膚に軽く当てた手で軽快に皮膚を動かしてやるだけで、気持ちはいいし、コリは取れるし、運動性能も上がる。皮膚反射は簡単でいいなーということで、まずは1人でやれる皮下チューニングを10本ほどアップしていきました。

新大阪健康道場YouTubeチャンネル

 

 

 

 

 

自粛生活に入る前に何をやっていたかというと、LPCトレーニングです。

LPCは

LOW 低い
PURESSURE 圧の
CUSHSION クッション

 

低圧空気枕を使ってストレッチポールみたいに身体の下において、皮膚の「形状変化追跡感覚」を使った反射で動くと「全然違うぞー」というトレーニングです。

 

LPCを使って寝たままで「進化体操第一 くらげの体操」をすると、これが劇的にいい。意識で運動するとぎこちなくなります。ここでは運動にともない「空気枕」が変形していきます。低圧だからです。すると皮ふがその形状の変化を追いかけます。頭で考えなくても、皮ふが情報を取ってバランスを取るような動きがどんどん出てきます。これも自宅でできたらすごいんだけどな、ということで動画で上げました。

 

『コロナ自粛で自宅でストレスフルな方へ!進化体操、2020年最もおすすめな「寝たままくらげ体操LPC」』

くらげ体操というのは「ただ伸び縮みする」という運動の中の基本中の基本をシンプルに(無意識に反射的に)やるだけという軽刺激訓練です。やってみたらすごい結果になりました。

 

LPCくらげ体操を無心にやった後では、立ってやる進化体操の基本形(第一くらげ~第6の猿体操)をやってみると、もう未だかつて見たことのないレベルのナチュラル度の高い素晴らしい進化体操がみなさんの身体から出てくるのです。連動性、中心へのまとまり、力みのなさ、作為のなさ、一級品です。それがもう自動運転スイッチが入るように勝手に出てきます(もちろんキャリアの影響は受けます)

 

もっとも根本的なところをとらえたぞと思った進化体操の立ってやる基本形。現代人に必須なものができたら、、現代人にとってはもっとも難しいものになってしまっていた(苦笑)

 

ところがLPCくらげ体操をすると、6種類の進化体操がことごとくできるようになる。もうまったくうれしい話です。(ここまで9年の試行錯誤があってこそと思いたいけど、今から習う人はものすごく短期間でできるようになります。うれしいけど腹が立つ(笑))

 

しかもそのLPCくらげ体操も、コツをつかむまでに少し回数が必要な人もおられるのですが、これがLPCに寝たまま受ける足の皮下チューニングでそのコツがつかめるのです。

 

【自粛開けのプログラム】

私の基本的な立場は、「目鼻口触らず換気に気をつけ人と話すときはマスク」を徹底して、日常生活をできるだけ変えずに、感染確率だけ下げましょうねという考え方に基づいた行動の徹底です。

 

ですが、今のように恐怖をあおるようなコロナ報道が蔓延していると、極端な第二波第三波が来たら、またまた自粛活動ということがありえないとも言えません。それに私自身が感染して長期間休業せざるを得ない可能性もあります。こちらの確率の方が高いかもしれませんね。

 

なので、講座の構成は「いつ講習活動が途絶えても、学びに来られているみなさんが自宅でも質の高いセルフメンテナンスができ、願わくば家族の方のメンテナンスもできるもの」ということを考えました。

 

結果としていいものができました!

 

〇感染可能性がほぼない脚の先のみの皮下チューニングをLPCを使ってやると
〇70%がLPCくらげ体操の要素を含むので
〇そのまま単独LPCくらげ体操に移行して
〇最後に進化体操基本形1~6をやるとんでもなくハイレベルにできる

 

というものです。90分レッスンならこれを一通り、180分レッスンならこれを二回りやります。

 

皮下チューニングを身につけながら、LPCトレーニングが身に付き、結果として進化体操の基本形がハイレベルにマスターできる!

 

1日講習ならば、ここから少し膨らませた内容も含んでいきます。
それが6月7月のすべての講座に共通の中身です。