厳冬期の体調を変える方法 6 吸収を良くする

「厳冬期の体調を変える方法 6 吸収を良くする」

さて野口晴哉先生がすごいなーと思うのは「吸収の良くなる水の飲み方」というのをちゃんと提案されていることです。

●吸収を良くする水の飲み方
まず水を一口、口に含みます。次にくちゅくちゅと口の中で動かします。口の中のねばねばしたものが取れるまでやります。それから飲む、、、のではないのです。その水を吐き出します。で間をおいてから飲む。これが野口先生の言われた「吸収を良くする水の飲み方」です。

いやー、なんて凄い。心理的生理的にすごいなーと思います。一度吐き出すなんてとても思いつけませんが、こうやって指摘されると「確かに!」と思います。

私は「見えない」人間だし、椎骨の観察による診断的見方も「ほぼできない」人間です。だから冬場の水が断然いいのだなどとそういった観察法を通して断言はできません。

自分でわからないのにうのみにして出すのは気持ち悪いので、そういうことをやらないですむようにしていったら、結局は独立して自分ひとりで納得できたことだけ発信する今のスタンスになったわけです。

では見えない、わからないのになぜ冬場の水を推奨しているかというと、確かに低温で乾いている時期に冷たい水を飲むとなんともおいしかったのです。身体が喜んでいる。それは分かります。だからお勧めしています。

行きつけの歯医者さんで、コップの水でうがいをしろという。小さな紙コップに2センチもないぐらいの少量の水です。それで1分ぐちゅぐちゅやれという。それで1分のうがい後に吐き出した水を見せてくれる。と、ものすごく汚れていました。うがいだけでもお口のケアにいいんですよということと、口の中は食後でなくてもこんなに汚れているんですよということが強く実感されました。

なのでまず冷たい水を含むと、身体は「渇きに水!」ですから陰陽のバランスが取れるものですから「うまい」「必要!」「ウエルカム」状態になります。

食道も胃袋も腸もたぶん「カモーン」「ウエルカム!」のスイッチが入ります。ところが玄関のところでぐずぐずしています。それで首を長くして待っていると、玄関から出て行ってしまいます。奥の間で待っていた胃や腸は「どうしちゃったの?」とそれこそできることなら玄関まで様子を見に行きたくなるような(推定 胃や腸に直接確かめたわけではない)状態になりそうなシチュエーションです。

しかも、うがいによって口の中がきれいになります。

私たちの身体の行動や生理現象は五感の情報とセットで起動します。寒ければ震えるし、暑ければ汗をかいて冷やします。

私が出張整体で診ている人に、交通事故の結果胸から下の感覚がマヒしてしまった方がいます。汗を出す神経もやられてしまっています。なので暑い時にそれが分かりにくく、また発汗で体温調整ができません。

なので夏場に整体に行くと、整体で血行が良くなりますから油断していると中の見えないコップからいきなり水があふれるように突然ぶわっとおぼれたように苦しくなります。早めに空調をかけてもらったり、濡れた手ぬぐいで首や顔や手をぬぐって冷やしながら整体するようにしています。

(つづく)

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というような解説を読むのは苦手だけど、聞きながらなら相性がいいという方も多くおられると思います。私もYoutubeを観ますが、7割以上は勉強になりそう、参考になりそうな動画を、移動中や犬の散歩しながらなど「聞いて」勉強しています。

見れば一発でやり方がわかるというような動画に加えて、家事をしながらとか片付けものをしながら、耳から勉強できるような「聞いて学ぶ生活整体の動画」もこれから撮りためていく予定です。

ネットなどで検索したら出てくるような「一般的な整体や野口整体的な情報」はこれからも無料でYoutubeにも上げていきます。津田が何時間も何日も何カ月もかけて「実際にやってみたらこの方法が一番習慣化できた、効果的だった」というような情報は、来年開始する「生活整体の会員制WEBページ」にたくさんストックしていく予定です。

来年1月中には開始したいと思います。

 

WEBで学べる会員制生活整体ページ準備中
津田啓史 拝