国を元気にするお金の考え方 4

新大阪健康道場は、全国的新規陽性者数が増えている状況、特に大都市部での医療体制がひっ迫していることなどの状況を受けて、当面はいつまでという期限を定めないで休業ということにさせていただいています。

コロナの新規陽性者数について、大阪府の数字を観ながら書いています。

今週は、お正月明けから社会活動が再開した時期の感染状況が反映します。年末年始の感染状況からの発症者を反映する先週も、爆発はしないでも高止まりしていました。明日以後の数字が横ばいないし減少が続いてくれると、かなりうれしいのですが。

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「国を元気にするお金の考え方 4」

もともとお金がどういうものだったかは、貨幣経済の歴史を詳細に調べたわけではないので、今お金というものがあると、どういう作用が起こっているのか、という角度で考えてみたいと思います。

また「食べ物も資源も豊富にある村」に戻って考えてみました。つまり「お金がいらない村」です。

そうすると、毎年暮らしていくのには心配ないけれども、さらに発展した世の中にはなかなか持ち込むことができなさそうだなと思えます。すぐには完成しないものや、もともとどういうものなのかというのを周りに理解してもらえない新規なものというのは、なかなか生まれそうもありません。

お金というものを考えてきて、便利だなと思う機能があります。それは時間を買えるということです。新しい飲食店をオープンするとします。そうすると、いろいろな備品もいるし、食材もいるし、スタッフも必要です。そこで、多くの経営者が銀行から借金してそれらを揃えます。

それって、借金ができなければ、そのお店が評判になって順調に回りだしたら揃えられるものです。お金というものは、支払いにも充てられるけれども借金することもできます。すると、この飲食店の場合、お金というものが借りられるという性質があることで、将来の繁盛して順調な状態で得られるものを見かけ上先に得てしまえるのです。つまり「お金に変えることで未来や時間を買っている」と言えます。

逆もありますね。余分にお金がたまった。手元にあっても何も生み出さない。銀行に預けてもほとんど利子はつきませんし。そうするとただの紙切れです。でも何かを始めようという人に貸し出すことで、世の中に新しい何かを供給することに変換していけます。

ためることもできるし、借りることもできます。

農産物だって、収穫しても消費しなければ腐ってしまいます。それをお金に変えることで、運べる人や売りさばける人に渡してしまえます。そうすると、その農産物は腐ることなく、必要な人のところに行って食べてもらえます。

お金というものがあることで、世の中はより多様に役割分担が成り立つようになり、またより新しいものを作りだす試みが積極的に行えるようになります。

前回、世の中で何が大事かというと、「供給する能力」だと書きました。お金がなくても暮らしていける村の想定は、そこに村人が暮らしていけるだけの供給能力があって初めて成り立つ話です。
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国を元気にするお金の考え方 3

水が枯れて、山が荒れ果て、魚が消えて、土地が痩せて供給能力が棄損してしまったら、そこには生存競争の争いが生まれてしまいそうです。

話を戻します。

「お金がないと何もできない」というのが本来の状態なのではなくて、世の中をより多彩多様にすることで、より様々なものが供給できるようにするためにお金は存在していると考えた方がつじつまがあいます。「お金がないと何もできない」が結論なのではなく「お金というものがあることで新しい技術・供給力を作り出していける」というのが実態なのではないでしょうか。

 

個人の整体を研究すると、国も整体が必要だと思わざるを得ない生活整体研究家

津田啓史