過去のコロナ情報を検証してみた

新大阪健康道場は、全国的新規陽性者数が増えている状況、特に大都市部での医療体制がひっ迫していることなどの状況を受けて、当面はいつまでという期限を定めないで休業ということにさせていただいています。

今週前半の陽性者数減は背景に濃厚接触者の追跡を断念した都道府県、ということがありますからぬかよろこびできませんし、、、

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「過去のコロナ情報を検証してみた」

今日は、津田がメルマガを通してやった過去のコロナ情報発信の間違いや追記を書きます。

10月ごろの情報でしたか「コロナウイルスは変異する数が限られています。それが11回。なので11月末あたりで収束してくれる可能性があります。」というもの。

何が間違っていたのかわかりませんが、残念ながら止まらなかったようです。でも一つの仮説として「そういうウイルスへの見方もあるんだ」ということで、もともと断定していたわけではなく、私にこの説を教えてくれていた人も、当たっていたらいいですね、程度のニュアンスでお聞きした話でした。

アジア圏は一昨年秋から弱毒性のSタイプと、中ぐらいのタイプが先に感染していて、その中ぐらいのやつの抗体を持つと、欧米で流行している強毒性タイプへの抗体にもなる。東アジアや日本ではそれがすでに流行っているので、日本や東アジアは流行が抑えられている説。

これどうでしょうか。欧米に比較すれば1けた、2けたまだ低いので、当たっているのかもしれませんが、春や夏レベルでは止まらなかったのは事実ですね。

古いメルマガをだーっと見返してみたら7月3日に「東京で一日の感染者が107人も出た!」という記事がありました。

今や1000人を割ったら「減りましたねー」というかんじなのと隔世の感があります。人間、知らず知らずに「基準」といものがうつろっているのですね。

緊急事態宣言で街へ出るな状態が続くと大不況になる。大企業は内部留保したものを今こそ吐き出すべし、という案を紹介したこともありました。(そんな考え方もあるのかと意外性で書いたのですが)やはり、これは違いますね。補償は国がやる事だと思います。

初期は「インフルエンザと比較してどれぐらい怖い病気かというのを比較対象してわかるようにしてほしい」ということを書いていました。これは今も変わりません。

ちなみに4月25日には「まだ死者は300人しかいません。インフルエンザは年間直接の死因の人で3000人、インフルエンザ経由でほかの病気で亡くなられた方まで入れると1万人ですが」ということも書いています。そこまで怖くない病気じゃないんでしょうか、という立ち位置ですね。

これは見方が変わりましたね。感染者数は、みなさんがよってたかって予防をして、今のレベルに抑え込んでいます。もしも新型コロナが例年のインフルエンザなみにシーズンで1000万人が感染したということになったら、致死率1%でも100万人の死者が出るということですから、単純に死者数だけの比較はできないですね。インフルエンザよりはだいぶ怖い病気だと認識しています。

5月3日の記事は面白いです。(自分で書いたのですが、まあ3日たったらほぼ何を書いたか忘れています)それは「こんなふうに感染したと脅かすような報道ばっかりするんじゃねえよ」というもので「同じような環境にいたにもかかわらず感染しなかった人は、いったい何がプラス要因になって感染しなかったかというような研究こそしてほしい」というものでした。

きっとどこかでひっそりとやっている方がおられるんじゃないかと思いますが、どうでしょう。

さて政府の対策について、担当部署の官僚の方とか大臣とか官邸スタッフとか、きっと大変な思いで尽力されている方も多いのだろうとは思います。ただ、前提にある構えが「平時」から切り替えられない人が多く挟まっていて、それで平時のシステムで補償やらなんやらもやろうとするので、いまいちに見えてしまうのではないかなと感じています。

「今は有事だから」という前提で取り組んだ方が結局は楽だと思うんですが。

 

誰かの言説をうのみにしないで、自分でも調べてみる、考えてみる。それが楽しめる心身を作ること。それも整体です。

生活整体研究家

津田啓史