10年前の今日、宮城県石巻市で整体ボランティアしていました

「10年前の今日、宮城県石巻市で整体ボランティアしていました」

今日は東日本大震災の話を聞いてください。3月11日に各地で追悼行事が行われマスコミ報道もたくさんありました。

私にとって東日本大震災は、28日に自宅を出発して29日の夕方に宮城県石巻市に到着して、30日から避難所での整体ボランティアを始めました。

だからこの3月末という月が、私にとっては3.11よりも東日本大震災の記念日的(言い方が難しいですね)なものになります。

10年前の今日は活動2日目で石巻市立湊小学校で、日本財団さんが組織した足湯部隊と合流して避難所になっている体育館で活動していた日でした。

同行していたのは、毎年7月に合宿をする四国の神山町で整体をしている整体の兄弟弟子の採澤君でした。

その時は南境生活センターという公民館のような施設を災害救援仲間が拠点として地元の方からお借りしていて、そこに寝泊まりしながら様々な本職を生かしたボランティア仲間の活動を目の当たりにして感動していた日々でした。

そこでは一般にイメージのある人力での人海戦術の泥出しといったものではなくて、例えば山仕事をする人がクレーンのついたトラックでやってきて、家の玄関をふさぐ流された自動車を釣り上げて移動させたり、海の家の料理長やコンサートのケータリングをやっているような人たちが炊き出し部隊を組織して市内各地で展開したりしていました。

あー本当だ、この方がよほど被災された方にとって圧倒的に効果があるボランティア活動だ。私自身、スコップを持って泥出しをやるよりも、避難所で整体をする方がよほど役に立つ。

私以外にも、自分の本業を生かしてそのプロの技で被災地を助けようとする人がこんなに集まっているんだ。これは広く世間の人に知っていただいて、日本中の様々なプロが被災地で活動するような世の中になった方が良いと強く強く感じました。

そして、だったらここでの見聞きしたことを1冊の本にしようと思い、活動中にメモ書きしたものを見ながらおよそ新書版1冊分の記録をその年の6月に書き上げました。

何人もの人が商業出版できないかと動いてくださいましたが、結局はうまくいかず書き上げた原稿は知っている人にデータでお送りして、読んでいただくのにとどまりました。

明日から、その何日分かをこのブログでご披露したいと思います。

このブログ記事を書いている30日は、ここ和歌山では随分と暖かい気候です。

10年前の石巻は、断水しているためトイレが流せず、宿舎の入り口に大きな漬物樽のようなものを汲み置きの水の入れ物にして、そこからバケツで水を汲み汚物を流すようにしていました。

朝起きて、トイレの水を汲みに玄関に行くと、その汲み置きの水には分厚い氷が張っていたのを思い出します。

今、福島県では先日起きた福島沖地震で被害を受けた家屋の屋根を応急修理するという活動を、東日本大震災の活動を通じて知り合った仲間たちと立ち上げた団体で続けています。

きっと福島県も、朝晩はまだまだずいぶん冷え込むだろうなと思いを馳せます。

 

〇災害救援に書き損じはがきを集めています

書き損じはがきや、使う予定のない古いはがき、未使用の切手等がありましたら新大阪健康道場までお送りください。

以前の呼びかけに応じて、とてもたくさんの葉書が既に届いています。

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【お送り先】
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