集団と個人 群れと一匹 3

【集団と個人 群れと一匹 3】

動き方・手当て・発想、ちょっと変えることで、もっともっと快適な毎日を送ってください。整体生活の津田です。

私は、何が言いたくて、長々書いているんだろ?

あ、そうか。マスコミやらなんやらが「夢」という文脈で表現するスポーツの頂点みたいなやつは、多くの場合は平時の商業的仕組みによって組み立てられ、盛り上げられているようなものだから、目指したくなって目指すのはいいけど、その仕組み自体が一時的にでも消えるぐらいのことは当たり前にあるよ、ということも計算に入れて目指せばいいね、ということが言いたいみたいです。

甲子園大会で優勝したいとか、オリンピックで勝つことだけが人生の目標という人が増えるのと、その競技やらスポーツやらが好きで好きでたまらない、大会があろうとなかろうとずっと続けますという人が増えるのと、どちらが世の中として楽しそうかというと、私は後者の方が好きですね。

そういう人とは会って話をしても楽しそうです。

大体私自身だって、今整体(生活整体)をお仕事にしていて、生きている限りは続けようと思っているのですが、実は本当に仕事にしようと思ったのは偶然みたいなものです。(わ、群れと個の話からずれていく!)

確かに、小学校五年生で沖正弘先生の「ヨガ入門(カッパブックス)」を買って、そのカバーの折り返しにあった沖先生のプロフィールに、

「この人は国内よりも海外で有名で、わずか3時間睡眠でヨガ普及のために尽力されている。海外の友人は彼のことをスリープレス・オキ(眠らないオキ)と呼ぶ」

というような文言が書いてあって、その「3時間睡眠」にびっくりして、人間というのはわずか3時間睡眠で活動できるんだ、ヨガって凄いと衝撃を受け、なりたい!と思い、そこから中学高校とヨガとタイトルについている本は片っ端から買いました。

中学3年の時にはヨガの研究ノートを作り、ポーズごとの効果などをまとめていました。今から考えれば、かなりいい加減なことを書いている本もあったのですが。純真な中学生は活字になっている事はほぼ信じながら研究を進めていました。

そんな本の中には、指圧のようなものが紹介されている本もあり、たまに家族の体を借りて練習したりもしていました。

中学校の時に入部した少林寺拳法のクラブの練習の中でも、そういった整体的なものがごくまれにありました。「仕上げはこぶしを作って背骨の両脇を押さえておく」みたいな流れをおぼろげにも覚えていますから、かなり興味を持ってやったみたいですね。あの経験がかなり大きかったのかな。

高校の頃、星新一さんがお父さんのことを書いた小説「人民は弱し 官吏は強し 新潮文庫」を読んで(そのお父さんというのが、とにかく公権力にいじめられるのですが、明るく進んでいかれます)発奮し、将来は弁護士になって虐げられた民衆とともに戦うのだ、と妄想し法学部志望になっていたのです。一方で大学に行きながら、専門学校で指圧の国家資格とか取れないかなと漠然と考えていたのを覚えています。(つづく)

《マイクロストレッチ入門動画教材 発売しました!》

全編1時間23分
1.ごあいさつ
2.特徴と効果
3.マイクロストレッチを始めよう
4.マイクロストレッチの呼吸
5.注意と応用
6.習慣化の技術
7.ビフォーアフター

>>お申し込みはこちらから<<
折り返し、料金の振込先をお知らせします。

 

生活整体研究家
進化体操と和の体育

津田啓史 拝