緊急事態宣言まもなく解除について

【緊急事態宣言まもなく解除について】

緊急事態宣言が解除の目安になる20日まで一週間を切りました。様子を見ながら少しずつ活動を再開するか、という前提で状況を調べています。

いくつかの数字を拾い出して、今どういう状況なのかと言うことを見ていきましょう。

緊急事態宣言だとか、オリンピックだとか、言葉だけを先走りさせずにその後にある数字を拾い出してみたいと思います。


【 今の日本のPCR検査新規陽性者数の状況 】

第四波とか呼びますが、第一波から第三波まではどういう状況だったか思い出してみたいと思います。

第一波は4月半ばをピークに週平均で、日本全部ひっくるめて一日500人足らずの山でした。ただしこの時期は38度の熱が四日以上続かないと検査もしてくれないということで、まともに検査をしていません。だからデータとしてはほとんど意味のないこの山よりは、実際の陽性者数は大きかったというだけの第一波のデータです。

第二波は、ほとんど感染者がいない5月後半から流れは変わり、6月の後半からじわじわと増え始め、8月のお盆過ぎに一日1,500人弱(週平均)をピークにして、ゆっくりゆっくりと減って行きました。9月から10月の末までは1日平均5〜600人で横ばいで推移していました。

第三波は、11月一ヵ月をかけて1,000人レベルまで増え一度横ばいになりかけたのですが、再び上昇して行き、年末に一度3,500人まで増え、そこからお正月明け1月前半まで、今までで最も激しい増え方をして、12日ごろに6,500人を超えるピークを描いて減少に転じました。

1月20日ごろまでは5,600人レベルにしか減らなかったのですが、そこからは急速に減り始めて、3月の1日の時点で1,000名レベルに減りました。

次が第四波です。3月1日あたりが減少のピークで、3月に入ると緩やかながら上昇カーブを描き始め、3月末になると約2,000名に達しました。ここから二ヶ月半増え続け5月15日ごろに6,400人レベルのピークを描いて、そこからは減少傾向に転じています。その人数は6月半ばで、ようやく一日2,000人(週平均)をギリギリで切ったところです。

ちなみに、PCR検査陽性者数の総数は776,000人ほどで、死者は14,000人を超えました。ただし、この場合の死者というのは、死亡時にPCR検査で陽性を示している人ということで、必ずしも直接の死因が新型コロナでない場合も一定数が含まれる数字です。

日本に限って言えば、ただいま減少中なのは間違いなし。ただし第三波で経験したように年末の一週間の影響で、少し無警戒な人が増えたのではないかというだけで一気に数週間で数千人増加してしまうところまで簡単に感染者数は拡大するということを、過去にデータとして持っています。

ですから、現状2,000人を切れているからといって、このまま減少するとは言い切れないということです。ちょっとしたバランスの違いであっという間に上昇してもおかしくありません。

一日の陽性者が2,000人いるということは、圧倒的に減少傾向でなければ、感染しているにもかかわらずまだ発症していない人や、検査待ちの人などがその5倍から10倍ぐらいはいる可能性があるということです。

つまり、現在も少なく見ても5,000人多く見れば20,000人ぐらいの既に感染をしている人が隔離されることなく市中に存在しているということになります。

だから、みんなが一斉に密室で飛沫飛ばしてドンチャン騒ぎをすれば、あっという間にこの2,000人は数倍に増えてしまうという綱渡りの状況にあるということは押さえておいていいと思います。(つづきます)

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生活整体研究家
進化体操と和の体育

津田啓史 拝