道場再開は来月、様子を見ながらになる予定です
【道場再開は来月、様子を見ながらになる予定です】
東京の医療従事者のデータや、イスラエルなどの現状を見ると、ワクチンでかなり抑えられるというデータになるのですが、良くないのがイギリスです。
ワクチン接種が50%を超えて、新規陽性者数が順調に減っていたのが、また拡大傾向になって5,000人を超えたと昨日書きましたが、最新の情報では10,000人を超えてしまったようです。日本との人口比で考えると8割増しになりますから、日本で言えば18,000人ほどの新規陽性者数だということになりますね。
ただし、重症者は低く抑えられていて、死者も一桁から20人未満で推移しているとのこと。さらに昨年12月の時点では、55歳以上と以下に分けて入院患者数を見ると940人対216人と55歳以上が4倍でした。
一方で50歳以上がほぼワクチン接種を終えていた今年6月6日では、54歳以下が71人なのに対して55歳以上は40人と抑えられて割合が逆転しました。(ここ2段落は6月18日日テレNEWS調べ)
ワクチンに何か後追いで問題が出て来なければ、とても良い情報ですね。
ただしワクチンによって「先行している国には少し希望が出てきた」というのが現状であって、日本の現状がすでに改善しているわけではないのです。
だから、たとえばオリンピックが10月で、それまでには高齢者はほとんどワクチン接種が終了しています、医療ひっ迫の可能性は大幅に引き下げられました、そのほかの世代の人もどんどん接種できています、だからワクチン接種が終わった人は観戦できますみたいな話なら、一応筋は通ります。
道場再開に向けて、考えていることを書いています。そろそろ再開だぞと思っているのですが、先の希望は出てきましたが、今の対応策はなしくずしオリンピックいけいけです。大阪は減り続けているのですが、東京は下げ止まりました。
東京では、今週土曜日までに3日、前の週よりも同じ曜日で新規陽性者が多い日が出ています。下げ止まりならまだいいのですが、イギリス型のときのように、インド型が割合を増して再拡大の可能性も大きいと思います。
そして、東京が再拡大していくとしたら、大阪だけは増えてこないという可能性はほとんど考えられません。少し時期はずれても、結局は同じように増減します。
緊急事態宣言を解除しても、すぐにまた緊急事態?オリンピックやりながら感染拡大みたいなこれからの二カ月になるのか、ならないのか。ならないに越したことはないのですが、そうならなかったとしても、それは先を見通した納得の対策によってではなく、ただの幸運としか見えないのが残念なところです。
要するに大阪の数字は二桁まで下がっているのですが、信用しきれず、来週一杯は様子を見ようと考えているというところです。なんせ増えるときは一ケ月もあれば爆上がりしますから。
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生活整体研究家
進化体操と和の体育
津田啓史 拝