習慣化できる自分になる脳の二つの特性

【 習慣化できる自分になる脳の二つの特性 】

足りないということを圧倒的に自覚すればいいと前回書きました。

でも少し言葉を足した方がいいと思い、追加することにしました。

テーマは防災備蓄ですが、私の意識としては人間の習性を解き明かして、それを「そのほかの生活改善」や「身体のケアの習慣化」につなげることもできるのではないか、ということで防災備蓄の裏側にある「発想」を参考にしていただきたいと書いています。

足りないということを自覚することで、新しい行動が生まれてくるのは「ふだん思っていなかったことで」「新たに足りないと自覚」したときです。

ふだんから足りない足りない、できないできない、と思い続けていることは、それを思い続けても何も新しい展開が生まれてこなかったわけですから、そういうことを選んでも新しいあなたとは出会えません。

そこそこできている、とか普通にできているだろうと漠然と思っていることや、そもそもまったく気にしなかったことを取り上げるからこそ、うまくいく方法だということを付け加えておきます。

脳というところは、非常に優秀で非常に忙しい。それは高度なことができる裏返しなのでしょうが、それゆえに余計に新しい仕事は増やしたがらず、けっこう怠けよう怠けようとする性質も持っています。

正常性バイアスという言葉を聞いたことがありますか?

避難行動をとるかどうかみたいなときに「今までも大丈夫だったから、今度も大したことないだろう」と判断しがちだという意識の働きのことです。

そりゃいちいち避難行動していると大変です。新たな行動をするというのは脳に負担です。だからいろんなところで「今まで通り」を押し通そうとします。

だからこそほんの小さな変化に限定して、脳に「新しいな、めんどくさいな」と感じさせないようにする必要があります。

そして、こっそりこっそり絶え間なくその小さな変化を継続して育てていきます。そうすると脳はその新しい行動を「いつも通り」というふうに認識します。するとやめたり休んだりしたときにやらないとなんか気持ち悪くなってくる。今私はそういう角度で、自分の行動を少しずつ少しずつ変えていっています。

最初から合格点が取れるレベルで続けようとすることを手放します。人間だって赤ちゃんからスタートしたのです。だから、何をやるときも赤ちゃんからスタートすればいいじゃん。

それが進化体操と和の体育の考え方です。時節柄防災備蓄をテーマに語りましたが、これは「進化体操」や「マイクロストレッチ」などの習慣化のためのお話でもあることと受け止めていただければ嬉しいです。


生活整体と和の体育研究家
マイクロストレッチ・進化体操・とろける整体

津田啓史

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