強化の逆もあっていいんじゃない?

【強化の逆もあっていいんじゃない?】

私は、体育大学など専門のところの最新のトレーニング理論などを勉強しているわけではありませんから、もし違うところがあればどうぞ指摘してください。知らない間に業界の常識が変わっているかもしれないし。

 

●負荷をかけて強くするだけでいいか?

いわゆる「体育」と言いながら実質その中身は「からだそだて」になく、優劣勝敗を追う競技でありスポーツになっている昨今、そのパフォーマンスを上げるための方法というのは、もっぱら「負荷をかけて強化する」というのがメインのようです。

 

●多くが信じていても正しくないことは多いぞ

いわゆるバブルの時代には、日本中の人が「土地は値下がりしない、上がる一方」というのに乗っかって一時の爆発的な景気の良さに浮かれた時代がありました。内田樹先生によるとバブル絶頂期の神戸女学院大学では、教室の後ろに毛皮のコートがずらっと並んで掛けてあったそうです。

世の中の圧倒的多数がそうだと思い込むと、間違ったことでも世の中の常識になってしまうのですね。当時私は若手の駆け出しのヨガの指導員で、まだ薄給でブラック労働だったころでしたので、バブルの恩恵というのは皆無でした。そのひがみも手伝っていたかもしれませんが、バブルの世相には強烈に違和感を持っていました。

だってあるマンションが、新品の時よりも経年して古びた後の方が値段が高くなるってどう考えてもおかしい。絶対におかしいと思っていたらバブルははじけました。バブルを問題にしたいわけではなく、みんながみんなそうやっていたら、ちょっと考えればおかしいことでもおかしくなくなってしまうことがあるということが言いたい。

 

●専門家も空気で間違う

京都大学の火山学者の鎌田先生(野口晴哉先生の後継団体である整体協会の理事でもあります)が書かれていました。東日本大震災の前にインドネシア沖の津波とかがあって、その地震のメカニズムから解釈すると、日本近海で大規模津波が起こるような地震があることはまったく当然というようなものだったらしいです。ところが警鐘を鳴らした学者というのはほとんどいなかった。

それが何故かというと「何の根拠もなく日本近海ではないと思い込んでいた」というのです。日本近海で起こっても少しもおかしくないにもかかわらず、「なんとなく日本の近海では起こらないと大半が思い込んでいただけで何の理由もなかった」というのが鎌田先生が感じる専門家の実情だったというのです。

なので、責任を感じた鎌田先生は、東日本大震災以後、その時の反省から防災の本を山のように書き、少しでも自分が目立つことで防災に興味関心を持ってもらったらと、真っ赤なジャケットで講義し京都の町を闊歩され、どんどん防災情報を発信されています。

 

●ほんとに正しいのか?筋トレとストレッチ

何がいいたいかというと、なんとなく「筋トレは効果的」「ストレッチは有効」という前提があって、そこに疑いをはさむことなく研究がスタートしているという感じがするというのです。筋トレなら負荷は強くなるほどいい、ストレッチなら可動域は広がるほどいい、そういう前提にちょっと疑問があるのです。(まったく変わっていない訳でもないですけどね。ストレッチも動的なものに置き換わりつつあるようだし)

ただ方向性を自動車で例えれば、ひたすらエンジンを大きく強くする方向の研究ばかりが進んでいる感じはします。でも自動車のエンジンにしたって、大きくして馬力をアップさせるばかりではないのです。静かなエンジンだって必要だし、排気ガスがクリーンだとか燃費を良くする方向だって価値があります。

マイクロストレッチは結果的に極限まで力を抜く練習です。
動かないで脱力脱力と言ったってそうそう抜けるもんじゃない。動きながら抜いていきます。抜けていきます。

何が言いたいか。エンジンを大きくする方向だけを身体にさせるのはきっと間違っています。そして、極限まで力を入れる練習をするのなら、極限まで力を抜く練習も学習するべきです。馬力も上げていく、でも一方で静音も進め、燃費も改良し、排気ガスをクリーンにして極限まで小さなエンジンで走れるようにも研究する。

両方を共存させて試行していく方が、圧倒的に学びが多いでしょうね。世の中の常識にはまだないけど。

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PCR陽性者増えています。現状のちょっと上ぐらいなら社会活動は継続でしょうが、5倍とかになったらまた止めざるを得ないかもしれません。指導者が手を触れて直さないといけないような部分がないのがマイクロストレッチです。うまく始まると「自動運転スイッチ」が入り、無言でしずしずとやるだけになります。呼吸も深くなりますが飛沫を飛ばすようなことはありません。きわめて安全です。

整体総合基礎講座「マイクロストレッチと皮下チューニング&温法」、月末開講。
詳しくは先日の下記ブログで(…続きを読む、をclick!)

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マイクロストレッチと皮下チューニング

津田啓史(ひろふみ)