続けられる体操 できました!
「続けられる体操 できました!」
今、講習で一番重視しているのは、自宅で続けられる、習慣化できるということなんです。やり方は少々怪しくても、続けていれば修正される機会があります。やめてしまっていたら、永遠に習得される機会はなくなります。
だから、まず続くこと。楽しめること、そして時間とともに正しい方、効果的な方にじわじわと近づいていく。そんなふうになれればいいなと思っています。
先週に「マイクロストレッチを体験済みの方」に現状をおたずねするアンケートを募りましたら、11人の方から感想が届いてびっくりしました。(ご回答いただいたみなさん、この場を借りてお礼申し上げます)
900人近い方に配信しているメルマガのアンケートが10通返ってきただけです。でも過去に他のことで「感想募集」をやった時に二けた返ってきたことなどは一回もありません。それだけでもまずびっくりです。でもそれだけじゃありません。
今年はコロナ禍で、関東講習もそのほかの地方講習もバシバシと休みになったので、まともにマイクロストレッチの講習を受けられた方というのは、40人少々ぐらいしかおられないのです。(授業で受けた高校生を除きます)
ということはアンケートの回収率というのは、マイクロストレッチ受講経験のある方のなんと20%以上という高率の回収率ということになります。なんのおまけも、プレゼントもついていません。それでも20%~25%の回収率です。
それだけではありません。今回のアンケートに回答を「寄せていない」方で、ふだんの受講時の会話の中で週に複数回以上の頻度でマイクロストレッチ(くらげ体操を含む)が習慣化ないし継続している人は、思いだせるだけで十数人おられるのです。
ということは、判明しているだけで受講された方の50%の人が日常生活に取り入れているということです。私が知らないだけで、励んでいる方がおられたらさらに上積みされる可能さえあります。これはちょっと私の過去20年の体育指導生活の中でないです。信じられないぐらいの高率です。
さらに言えば、最低4人の方がお母さんに教えていて、そのうち何人かはどうも続いているらしいのです。マッサージ店勤務でお客さんお二人に教えたという人もいました。あ、一回も習っていないけれども、動画だけで毎日やっているという人もありました。整体の時にちょっとだけ教わって週に何回かやれているという人もいました。
過去、世界最弱の体操ですというようなことを書いてきましたが、世界トップクラスで続けやすい体操ということも言えそうです。
あ、でもこんなこと書いたら、たまたま今続いていない人が「私は続いてない、ダメなやつなんだ」なんて思わないでくださいね。一番続くタイミングを身体が待っているんですよきっと。
先週ぐらいかな、「81マスを埋めて発想していく方法」なんてのももう、5年も6年も前から知っていて、わかっていたつもりで、実行してなかったやつですからね。先週後半から怒涛のように書いて、いろんなことがまとまっていきます。もう助かりまくってます。
逆に言えば、一、二年前にやってみて、その時に大した効果が出てなければ「これは向かない、使えない」ということになって、それっきり消えていた可能性があります。だから今、このタイミングで思い出して実行したことが最高にタイミングが良かったんです。
そういうこともあります。種はその種のタイミングで芽が出ます。ただ、マイクロストレッチが極めて継続しやすい、習慣化しやすい体操らしいということはインプットしておいて損はないですよ、ということだけは覚えておいてください。
生活整体研究家
津田啓史 拝